120歳
今晩のココログの新着記事は、いかりや長介関係が相当に多いとか。某巨大匿名掲示板でも、各板にいかりや長介スレが立ってるそうな。今、ネットで遊んでるメインの世代にとっては、子供時代の大スターだったようだ。
さて、訃報で思い出したのが、今月初めに新聞で見た元横綱鏡里の訃報だ。この時は驚いた。訃報にと言うより、まだ生きてたということにである。
何しろ、若乃花や栃錦の前の横綱なのである。引退したのが、先日、入院した方の長さんがプロデビューした年なのだ。もちろん、テレビで見たこともない、伝説の人なのだ。
ドッグイヤーという言葉がある。同じようにスモーイヤーと言えないだろうか。相撲取りは中学時代か卒業してから就職するのが普通だ。だいたい40歳前には引退する。栃錦や若乃花が還暦記念で赤ふんで土俵入りをした時に久しぶりという話を聞いたので、還暦までは生きない人が多いらしい。ということは、スモーイヤーは、普通の人の1.5倍の早さと考えていいだろう。
ということは、鏡里の80歳というのは、普通の人の120歳に相当するわけだ。そう考えると、鏡里に驚いたのも無理はないと思う。
さて、なぜに鏡里という昔の相撲取りを知っていたかと言えば、鏡山と紛らわしいからだ。鏡山というのは、以前は柏戸の引退後の名前だった。今は誰か知らない。で、柏戸の鏡山を覚えているのは、ひとつは加賀見山旧錦絵という歌舞伎があって、そのギャップにだ。もうひとつは、柏戸が山形県櫛引町の出身で、櫛引町に黒川能を見に行ったりした時に、役場に肖像がかかってたり、温泉施設に銅像が立ってたりしたからだ。その時に、鏡山親方と言うんだと知ったのだ。
Commentaires