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13/05/2004

わさび

 先週末、レンタル屋でタイトルが記憶にあったので、何気なくDVDを借りて観た。観た人はご存じの通り、ワケノワカラン映画だ。ワケノワカランと言うのは、ストーリーが難解とか、そういう意味ではない。いったい何がウリなのかワカランということだ。
 さて、この映画に出ていた人で名前を知っているのは2人だけだった。向こうはこっちを知らない。なお、2人だけというのは、私が俳優名をほとんど記憶していないという理由もある。
 1人はもちろんジャン・レノだ。もう一人はヨシ・オイダで、画面に出てきて、あ、この人も出てたんだと思った。日本人俳優でフランス語が出来るんだから、出ていても不思議でも何でもないんだが。映画の人というより、舞台の人という印象があったからだ。
 この人の舞台を初めて観たのは、銀座のセゾン劇場で、出来た時だったか数年後だったか、かなり昔のことだ。9時間がかりで、ピーター・ブルックのマハーバーラタを観た時だ。出演者の中で、確か、唯一の日本人で、いかにも日本人っぽいフランス語を(インド人の役だが)喋っていた。
 その後、うちの近所の100人も入らない小スペースで、オイダ氏が一人芝居を演じたことがあり、この手の小スペースの常で、終演後に客どうしやスタッフも加わってダベっているうちに、打ち上げに合流してしまったことがあった。そういうことも思い出したのが、この映画を観た収穫かな。
 ピーター・ブルック・セゾン劇場・映画と言えば、テンペストを観た時には、あの「ブリキの太鼓」の子役が大きくなった姿を観て「へぇ〜」と思った。当時はまだ面影があったが、今は、どんなオッサンになってるんだろ。
 そんなセゾン劇場も、ここ10年以上行っていない。私にとっては、今や「小商い」をしている会社の向かいにある、というのだけになってしまったが、こうして思い出すこともあるんだから、一時代を築いた劇場と言えるんだろうな。

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