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10/11/2004

郵便やさんちょっと

 最近、たまたま、郵便やさんの映画のDVDを2つ見た。
 ひとつは、「山の郵便配達」という中国映画で、郵便配達の仕事を老いた親から子が受け継ぐという話で、淡々とした、景色のきれいな映画だった。
 もうひとつは、「ポストマン」というアメリカ映画で、近未来の荒れた世界で、ケビンコスナーが偽の郵便配達に扮しているうちに、ホントの郵便システムが再建されるという、ドタバタSF映画だった。
 「ポストマン」の方は、それなりの感動作仕立てなのだが、郵便は「政府の仕事」だと強調したり、コミュニケーションがコミュニティ構築の基礎になるといいつつ、そのコミュニティが「合衆国」でしかないなど、アメリカの人工国家ゆえの嫌らしさがけっっこう臭う話だった。
 「山の郵便配達」は、そういうプロパガンダ色もなく、別に「世襲制」がどーだという話でもなく、淡々と山の生活を描いており、20倍か10倍かの歴史の差というのは、こういうところにも出るのかなとも思った。
 さて、日本の郵便やさんは、簡保や郵貯をめぐる利権争いの「ついで」に、いろいろ論議をしている人がいるようだけど、その間は、こういう映画とかは作りにくいんだろうな。

 荷物、着きました。ありがとう。

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02/11/2004

梅蘭芳

 今、普通は、韓国・朝鮮人の名前は現地音に即して、中国人の名前は漢字の音読みで呼ばれる。
 昔は「キンダイチュー」とか言っていたが、今は「キムデジュン」と言う。「ノムヒョン」あたりだと漢字音読み式に言っても誰かわからないことが多いだろう。
 逆も同じで、韓国では日本人の名前は、日本式の発音に近く呼び、中国では漢字の中国読みで呼ばれる。
 固有名詞というのは現地音に近く呼ぶという原則があり、日本にも韓国・朝鮮にも表音文字があるから、わざわざ、昔風の「キンダイチュー」読みをする必要はないのだが、中国の場合は、どーせお互いに固有名詞は漢字で書くんだから、その方がわかりやすいと例外になってるんだろう。
 そこで、ふと思ったのが、韓国・朝鮮と中国の間ではどうなってるんだろうということだ。
 もうひとつ、不思議なのが梅蘭芳という人だ。近代京劇の代表的な名優で、100年前の1904年に10歳で初舞台を踏み、1961年に亡くなっている。日本でも最も知られた京劇俳優なのだ。この人は1919年に初来日したのだが、日本ではずーっと「メイランファン」と呼ばれている。
 中国人はもちろん、韓国・朝鮮人も日本式に音読みで呼ばれていた時代から「メイランファン」で、「バイランホウ」とは言われなかった。試しに「メイ・ランファン」でぐぐると123件、「バイ・ランホウ」は3件。この3件も直接に梅蘭芳について書いたサイトではない。
 なぜ、梅蘭芳だけが現地音に近く呼ばれていたのだろうか。

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01/11/2004

イコカ

 JR西日本の路線に乗る時に、ICカードのイコカというのを使っている。
 このカード、残額が0でも改札内に入れる。その時に残額が表示されるので、足りない場合、電車待ちの間にでも駅構内の機械でチャージすればいいわけだ。駅構内のチャージ機を使っている人はあまりいない。
 JR東日本のスイカというICカードは、残額が130円以上ないと改札に入れない。たまに、残額が足らずに止められて、わざわざ券売機に並んでチャージしないといけない。たまにしか使わないので、残額が130円を切って、改札を出る時に、次回までにチャージしないとと思っても、次回の利用時には忘れてしまう。
 さて、このイコカが首都圏でも使えるようになっているようだ。
 そこで思った。西日本の駅でイコカで入って、首都圏で出ることが出来るのか?
 新幹線だと、JR東海の改札機を使わないといけないし、イコカには対応していない。そこで試してみるなら、在来線を使わないといけない。しばらく急行銀河を使っていないが、次回に利用する際に試してみよう。

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沖縄の蛇

 コンビニに沖縄の三線が置いてあった。売り物ではなくて、沖縄関連のキャンペーンをやっていて、そのディスプレーだった。
 この三線は内地の三味線の元になった楽器だ。
 ところで、1ヶ月くらい前だったかに、津軽三味線を紹介するテレビ番組でこんなことを言っていた。テレ朝系で土曜か日曜の11時過ぎにやってる香取慎吾が司会の番組だ。「沖縄では三味線に蛇の皮を張っていたが、内地には大きな蛇がいないので、猫や犬の皮を張るようになった。」
 これは、間違いではないが、誤解を招くための言い方だなぁと思った。これだけを聞くと、沖縄には三味線の皮にするような大きな蛇がいると思ってしまう。
 確かに「沖縄では三味線に蛇の皮を張っていた」のだが、それは東南アジアに生息するニシキヘビの皮だ。琉球王朝は中国と交易をしており、三線の原形となった楽器も入ってきたし、東南アジア産のニシキヘビの皮も入ってきた。そして琉球王朝にとって、中国の使いのもてなしは重要な行事であり、三線の演奏は琉球王朝の貴族の仕事だった。
 ところが、日本に入ってきた三味線は、琵琶法師などの旅芸人によって演奏されることになった。琉球王朝の貴族なら入手できた輸入品で高価な蛇の皮は、彼らには入手できない。そこらにいる動物を使うしかない。だから「内地には大きな蛇がいないので、猫や犬の皮を張るようになった。」わけだ。
 この間の経緯を無視すると、テレビ放送のような誤解を招く言い方になる。
 ところで、沖縄にいる蛇っって、どれくらいの大きさなんだろうか。ハブというのは有名で被害も大きいが、そんなに大きいとは思えない。
 でも、あの放送を聞いた人で、沖縄には、三線の皮に張れる大きさの蛇がいると思った人がきっといると思う。

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