C51の車高を下げる(N・燕)
機関車の加工として、車高を下げてみた。このマイクロエースの蒸気機関車は動力の関係で、車高が高い目のものが多い。あまり、全体的に寸法を調節して車高を高くしていないので、動力と上回りの間のみで車高を下げるだけで、効果のある機種も多いと思う。
方法としては、ボディの位置が下がるように、動力ユニットを削るだけ。削った粉がギヤやモーターに入るとまずいので、バラバラにして、ダイカスト部分のみを仮組して、ゴリゴリ削る。
Nスケールの動力車は寸法精度がシビアで、バラバラにして再組み立てすると不調になるケースも多いのだが、なぜかこのマイクロエース製については、調整しながら組み上げると調子が良くなることもある。
テンダーのダイカストパーツも乗務員交替用の通路を追加する関係で、一部を欠き取る。
車高を下げたところで、煙突の高さも調整。元々の煙突があまりに細身なので、キングスホビーのパーツに交換したのだが、そのままではやっぱりデカ過ぎなので、下部を削った。煙突のつば状部分の上面、ドームの上端、運転室上部窓の上面の高さを揃える。
なお、C51に不似合いな客車と一緒に並べているのは、この客車が車両限界いっぱいの大きさだからで、比較してみることで、大きさのチェックになるから。
従台車はきちんと作り替えるのも大変なので、バネ受け用の板を追加するだけにして、シルエットの余分な部分だけ、適当に削った。
Commentaires