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17/02/2005

模型でやってはいけないこと

 模型を作る場合、実物寸法をそのまま縮小するわけにはいかない。材質の面で再現が出来ないこともあれば、小さくなりすぎて細工ができないこともあり、寸法を変更したり省略したりする。
 特に、キットを作ったり、製品を加工したりする場合は、元の製品にも制約される。だから、正確に作るよりも、それらしく作ることになる。 全く実物と違うのに平気でいる一方で、妙に細かな所にこだわったりするのも、このそれらしさの関係であることが多い。
 それらしく作る上で、やってはいけないことが2つある。
 ひとつは「順位を変えない」。例えば、実物でA>B>Cなら、模型でもA>B>Cじゃないと、それらしくならない。もちろん、全ての寸法でそういうことを言うのではない。目立つポイントについてだ。
 例えば、ラインの太さが、正確に縮小すれば、2mm、0.4mm、0.2mmになるとする。でも、0.4mm未満のラインは再現できないとする。そういう場合、2mm、0.4mm、0.4mmにするのではなく、あえて、2mm、0.6mm、0.4mmにするという感じだ。
 だから部品の位置が1mmくらい違っていても普通は気にしないのだが、2つの部品の位置関係、特に「順番」が変わってしまうことになると、部品の位置を正確にするか、もしくは違ってない方も位置を変えて辻褄を合わせることになる。
 もうひとつは「水平垂直は正確に」。基本中の基本で、例え、傾いた家屋を作る場合でも、まず水平垂直を正確に作ってから傾ける加工をする。
 この水平垂直が出ていないと、それらしくない以前に、モノとして汚らしいという印象になってしまう。
 でも、自分の作ったものを見てみると水平垂直が出ていない。これはヘタだからだ。
 他人の作ったモノを見る時でも、技術的に水平垂直が出ていないのか、最初からその努力をしていないのか、それは注意して見る。前者はテクニックが付いていかないだけで「手」の問題、後者はセンスがない「頭」の問題なのだ。
 それで、前者の人には親近感を覚え、後者の人とはあまりお近づきになりたくないと思う。

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