ありおりはべりいまそがり
プロ野球も開幕し、楽天と讀賣のファンは交流戦を楽しみにしてることだろう。
セリーグの例なのだが、プロ野球の各チームのファンのうち、タイガースファンは「あり」のファン、ドラゴンズやカープは「おり」のファン、ジャイアンツは「侍り」のファン、ベイスターズやスワローズは「いまそがり」のファンと思っている。
タイガースのファンは「自分がタイガースファンである」ことが大事なのだ。だから選手よりもファンの方がエライ。だから「岡田、アホー、ボケェー」なんて平気で言うし、選手に敬称なんか付けない。
ドラゴンズやカープは「同じ町に居る」ことが大事なのだ。「あの選手は、同じ町内にすんどるで、でりゃー応援しとるんだわ」なのだ。よく行く店の常連に選手がいるのが自慢になる。
ジャイアンツは「栄光の」巨人軍の方がファンよりエライのだ、ファンは巨人軍に侍るわけで、選手をさん付けで呼ぶ。選手はファンに尊敬して貰わないといけない。だから選手も「紳士タレ」でないといけないらしく、タイガースのようにファンに「くそっタレ」や「あほたれ」扱いされてはダメなのだ。負けてあんまりエラくなくなると客も減るらしい。
ベイスターズやスワローズのファンは、なぜファンなんだろうか、よくわからない。横浜だと「おり」のファンも多くなってるだろうけど。それで「いまがかり」って、どういう意味だろう。。。。。
って、「いらっしゃる」という意味なんだけど、長年、意味もわからず、ラ行変格活用の4動詞のひとつとしてだけ認識してたのだ。
さて、パリーグの場合、サッカーもそうなんだけど、まず「おり」のファンを増やそうとするし、「はべり」のファンも拡大しようとしている。
でも、「あり」や「いまそかり」のファンを増やすってことも考えてもいいと思うのだが。
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