論理演算
うら若き女性が「ヤクザvsマフィア」というビデオを買うというのは羞恥プレィになるそうだ。ロジックなテキストでそう書いてあったのだが、私も論理的に正しいと思う。
今日、レンタルビデオ店で「服部半蔵vs陰陽師」というビデオが置いてあるのを見た。これは微妙だ。
「ヤクザvsエイリアン」「服部半蔵vsプレデター」なら羞恥プレィにならない。ここまで外れると、明らかにネタだし、立派なオバカ映画であることが明確だからだ。
ところが「ほりえもんvsミナミの帝王」のような外れ方だと、やっぱり恥ずかしい。竹井みどりvs乙部というネタを友近がやるのはいいが、明らかに賞味期限の違うネタをvsでくくって映像パッケージとしてしまうのは、恥ずかしいと言わねばならない。
ここまで考察して気付いたのだが、vsというのは一種の論理演算なのだ。AvsBによって、羞恥度がtrueかfalseかを返すわけだ。
そこで「服部半蔵vs陰陽師」だが、これが微妙なのは、服部半蔵の値が一定ではないからだ。もし「キルビル」がなければ、明らかにtrueなのだが。
Commentaires
ロジックなテキストの人です。「ヤクザvsエイリアン」だと、別の意味での恥ずかしさがありませんか? こっちは借りるのはいいけど(いいのか?)買うのはとても後悔すると思います。後悔と恥ずかしいは違うか。私は恥ずかしさの基準が南郷さんに似てるのか?
「服部半蔵vs陰陽師」はタイトルだけだとバカ映画のように見えます。でもパッケージは、大昔のオトナ向け忍者映画の伝統を引き継いでいたりするんですか?(笑)
Rédigé par: コバヤシ | 24/04/2005 13:05
知人の通ってる、というか今は勤務しているガッコの先生が、思想家は、より邪悪を憎むか、よりバカを憎むかに分けられるなんてことを言うとうです。
で、私が思うに、羞恥プレィ家は、よりエロを恥ずかしいか、バカが恥ずかしいかに分けられる。
その意味で、ロジックなテキストな人とは、たぶん同じカテゴリーだろうと。
ちなみに、服部半蔵は千葉真一です。だから、パッケージを持って無言で借りるのは恥ずかしくないが、店員に「服部半蔵vs陰陽師」ありますか、と言うのは恥ずかしいとです。
Rédigé par: 南郷力丸 | 24/04/2005 20:00