一家に1枚周期表
以前、数ヶ月前に、高校の教科書から消えた周期表が復活したという話をいろんなblogで目にした。
そのしばらく後に、文部科学省が科学技術週間にあたって、「一家に1枚周期表」という標語で周期表を配布したらしい。それが品切れになっていたのが、昨日、再版が出来て販売するというページができたようだ。同じ周期表が科学技術週間のサイトからpdfでダウンロードもできるようだ。
この周期表を作っているのは化学同人というところで、そこでも大きめのものを販売しているようなので、近所を通ったら、見てみようかな。
Commentaires
トラックバックありがとうございます。
僕もそのニュースには気付いていて、それに関したエントリーを書こうかと思っていたのですが先を越されてしまいましたね。
ただこれで化学的知識が一般家庭に広まって、怪しい健康食品・器具に対する考え方が変わるかというと、そうでもないと思いますが。
そうそう、化学同人って京都の出版社なんですよね。東京化学同人って言う紛らわしい会社もありますが。チャート式で有名な数研出版も元は京都ですよね。
Rédigé par: さのし | 05/06/2005 19:46
なあんか、ついこないだまで
「周期表なんかいらない」とか言ってたのに
いきなり復活して、しかも一家に1枚ですか。
極端つうか、なんつうか。
ま、学生のうちにきちんと勉強しておくのは良いことだと思います。
この巨大な周期表、読むだけでも面白そうですね。
トイレとかに貼ったら暇つぶしにはなりそうです。
ところで、この元素たちって、新しいのが発見されて追加されてたりはしないのかな?
Rédigé par: しのぶ | 06/06/2005 03:54
ただ暗記するよりも、それぞれの元素の説明があるのがいいですね。ただ、ダウンロードしてもカラープリンターがA4までしか対応してないので、プリントしてません。
>しのぶさん
今は114まで発見されてたと思います。確か、114の方が113より半減期が長く安定してたと思う。それで、最近は発見というより作ってるわけですが、新しく出来たら追加されるんでしょうね。名前もナナシウムじゃなくなるし。
Rédigé par: 南郷力丸 | 07/06/2005 00:10
お久しぶりです。
たしか、95番以降は人工合成だったと思います。
新しい元素は、発見(合成)の報告から命名の確定までに何年かかかるのが普通です。
113番元素は、今のところ便宜的にUnuntriumウンウントリウムと呼ばれています。元素記号Unt。要するにイチイチサンニウムと呼んでるだけでして、まだ正式な名前はありません。
114番元素もすでにアメリカの化学者グループによって合成が報告されています。半減期は30秒。113番の約10万倍という、驚くべき長寿命です。
Rédigé par: 非国民 | 07/06/2005 01:06
元素記号って本当に増えてたんですね~~。
ハッキリ言って新鮮な驚き。
下にいくほどウンウンウムウム言ってて面白いです。
非国民さんがおっしゃるように
これはあくまで仮の名前、ってことなのですね。
早くこんなお笑いネーミングじゃなくて
正式な名前が決まるといいですね>ウンウンたち
Rédigé par: しのぶ | 07/06/2005 02:13
113番は、どういう名前になるんでしょうかねぇ。何か「ニッポニウム」というのは、いかにもで嫌だな。「ユカワウム」なんていいな。確か、理研が作ったと思うので「リケニウム」か「ワカメウム」?
Rédigé par: 南郷力丸 | 08/06/2005 05:51
間違えてた。113番の仮元素記号はUutですよね。失礼しました。
元素の命名には、なかなか細かい規定があって、語幹は、地名、国名、科学者の名前、神話にちなんだ言葉、またはその元素の性質などに由来することとなっています。また語尾は必ず「-ium」でなければなりません。
「理研」は上記のどれにもあてはまらないのでリケニウムは難しいでしょう。理研の所在地は埼玉県和光市ですが、サイタミウムやワキウム(ワコウシウム?)では語呂がいまひとつという気もします。
国名に由来する元素名としては95番のアメリシウム(アメリカ)があります。実はゲルマニウム(ドイツ)やガリウム(フランス)もラテン語の国名が語幹ですね。
Rédigé par: 非国民 | 09/06/2005 07:39
じゃあ、地名で「ムサシウム」、科学者名で「ニシニウム」もありですね。
神話にちなんだ名前だと「アメノウズミウム」「サクヤコノハニウム」とか語呂が悪いですね。
Rédigé par: 南郷力丸 | 09/06/2005 08:46