婦人排球 ママズ・アタック
たまたまレンタルDVD屋で見かけて、これを見る人の誰もがそうだと思うが、キャスティングだけで、これは見なくちゃと思った。題名はマーズアタックのもじりということで「スター同窓会」によるコメディだろうと思った。
そして、その通りだった。もう定石通り。対立するグループがバレーボールの試合をすることになる。最初はダメで相手になりそうもない。そして、仲間集め、意外な才能を発見、アクシデントもあって、特訓して、適当にクスグリも入れてと、とにかくアタリマエに作ってある。
でも、そのバレーボールのチームというのが、白川和子、片桐夕子、寺島まゆみ、日向明子、風祭ゆき、小川美那子という企画だから、普通に出来てりゃ、それで充分。
それぞれしっかりオバサンになってるが、かつての役どころとはガラッと変わっていて、そして6人のオバサンのキャラがちゃんと立ってるし、白川和子はコミカルな役だけどやっぱり貫禄がある。驚いたのは片桐夕子、当時の日活女優で最も好きだった人なんだけど、顔つきまでもが当時の印象とまったく違っていて室井滋みたい。日向明子は印象に残っていないのだが、とてもいい表情で出番が少ないのが惜しい感じで、かつての主演作を見たくなった。
とりあえず、バレーボール映画の自分的1位。って、2位以下はないけど。
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