外務大臣レース
東京都に青ヶ島という島がある。たまたま、この島のことを調べていたら面白いページに行き当たった。
コトの発端は、159回国会の議事。当時の総務大臣のアソ太郎が、青ヶ島と竹島についてハナシをしている。青ヶ島という人口200人を切った小さい村があって、住んでいることが大きな負担に国としてはなっている。でも、竹島に住民がいれば(国に負担をかけても)竹島の問題はなかった。そういうことを判断すべきが大蔵省だったが、財務省に変わって違ってきた。
原文は何を言いたいかわからないが、こういうことらしい。
この発言を、こう要約している人がいる。
「同じ過疎の村でも、竹島にあれば意味があるけど、青ヶ島にある村は国に負担をかけてるだけだ。」
だから、国会議事録が文字化を起こして読めなかった時に、「フロッピー麻生はヒトコトも謝罪せずに、議事録から該当箇所をサクッと削除して、ナニゴトも無かったかのようにトボケやがったのだ。」と判断している。
もう一人、菅田正昭さんという人は、この発言を「青ヶ島の村は、国に負担をかけてるが、それによって領土問題が起きないという効果もある」と好意的に解釈したらしい。というのも、文字化けの際に、「もし、青ヶ島が天明の噴火の際、八丈島へ避難したまま「還住」しなかったら、青ヶ島以南は、少なくとも《SCAPIN−677》以降、どこの国の領土になっていたか、解らないということを、この「文字化け」は示している。当然、ここには沖ノ鳥島が含まれる。文字化け実行部隊の愛国無罪のハッカー連中(ただし、日本語がわかるようなので獅子身中の虫かもしれない)は、八丈島以南も自国の領土・領海にしようと虎視眈々と狙っているのである。」と判断してるからだ。
そして、この2人は知人同士らしい。
ともかくも、原文がマトモな「日本語」じゃないから、「とっとこ」じゃない太郎さんがどういう意味で言ったのかは、さっぱりワカラナイし、知人どうしが、全く異なった反応を示しているのが面白いと思った。
ただ、このように、日本語に不自由で、軽率発言にはことかかない人だし、いずれ外務大臣もクビになるんじゃないかと思う。というか、小泉首相より高齢のポスト小泉ってのはオカシイし、この人じゃ選挙に勝てないのは誰もがわかってるから、クビにするために外務大臣にしたんじゃないかと思う。
そして、クビになった後、外務大臣に横滑りするのは、田中外相の時と同様、環境大臣か、外務大臣に似合いそうなキャリアの「担当省ナシ」の国務大臣か、そのレースが気になる。
Commentaires
自称YAWARAに似た方がウェイ・トゥ・ザ総理ってことでいきなり外務大臣になったりして。
Rédigé par: 瑠璃子 | 09/11/2005 16:51
自称YAWARAに似た方って、どっちの方だろう。
さらにYAWARAって、どっちの方だろう。
漫画の方に似てると自称するならアツカマシイ人だけど、谷亮子に似てると自称するなら謙虚な人だし。
Rédigé par: 南郷力丸 | 09/11/2005 17:48
トラックバック、ありがとうございました。
この人がポスト小泉っていうのは、さすがにないでしょうね。
でも、じゃあ、あの、お父さんが総理大臣になり損ねた人ならいいのかといわれれば、それもそれで、大変に、非常に、ものすごくイヤなわけですが。
Rédigé par: gegenga | 10/01/2006 23:10
あの、お祖父さんが絞首刑になり損ねた人は、どうなんでしょうね。カタチの上ではなれても、実質的な存在にはなりえないと思っています。
Rédigé par: 南郷力丸 | 11/01/2006 00:31