地震が悪いと言えない業界
ワコールのオンラインショップからデータが流出したそうな。
どうやら不正アクセスがあったらしい。ワコールのサイトのサーバーをチェックしてみたら、OSはSolarisで、サーバーソフトは Apacheだ。
ところが、なぜかオンラインショップについては、
OSはWindows 2000とNT4/Windows 98、そしてサーバーソフトは、Microsoft-IIS/5.0 とMicrosoft-IIS/4.0のようだ。
カカクコムが不正アクセスを受けて閉鎖した時と同じ会社の製品のようである。
もちろん、不正アクセスした方が悪いのであって、ワコールとしては、万全の対策をしていたのだと思う。
ところが、建設業界ではそういうことにならない。震度5で倒壊した場合、地震が悪いのであって、万全な対策をしていたとは言えない。それで、正規の頭髪と偽装した頭髪を混ぜていたという疑惑の建築士のことがニュースになっている。
「21棟のうちマンション12棟は不動産会社のヒューザー(東京都千代田区)が建築主で、その多くを含む少なくとも13棟は木村建設(熊本県八代市)が施工を請け負っていた。」と報道されている。
その木村建設のサイトが「ただいまリニューアル中ですので、しばらくお待ちくださいませ。」ということになっている。グーグルのキャッシュには、11月18日のデータが残っており、「11階建のビジネスホテルを6ヶ月で施工」なんてコピーも残っている。この土・日か月曜日にリニューアルを始めたようだ。注目が集まっているのに。
そこで、ひょっとして、安全性に問題があってということかな。。。と思って、チェックしたら、LinuxとApacheだった。別の理由でリニューアルしているようだ。
22日、追記
グーグルのキャッシュは、21日クロール分に変わってしまい「リニューアル中」になっている。
と、思う間もなく、木村建設は1回目の不渡りを出して、事業も中止したそうだ。会社がなくなれば補償もないわけだ。シゴトが素早い。
Commentaires