赤目四十八瀧心中未遂
「ヴァイブレータ」の寺島しのぶが凄かったので、見てみた。
「40年前に書かれた原作を30年前に映画化したものだが、今でも通用する」という感じだった。別に、どこと言って気に要らないところはない。150分と長いが退屈というわけではない。私は好きじゃないが、こういう話が好きな人もいるんだろうと思う。評論家なら「なぜ今」とか言い出すんだろうけど、単なる観客としては、見逃したかつての話題作という感じで、ハナシはともかく寺島しのぶの表現力は、やっぱりすごいなぁ、と思ってみていた。
で、その寺島しのぶだが、映画初出演は「シベリア超特急2」らしい。中村福助も出ていた。ところが、それより後に作られた「娘道成寺〜蛇炎の恋」の紹介記事に「映画初出演の中村福助」という記述を見かける。どうやら「シベリア超特急2」への出演はキャリアに入れなくていいらしい。そこを、あえて入れている寺島しのぶだから、おバカな映画にも出てほしい。
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