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02/12/2005

北京原人の逆襲

img025 日本映画の「北京原人」とは全く無関係。でも、とてもテイストは似ている。こちらの特撮は東宝のスタッフが出張して撮ったらしい。
 原題「猩猩王」つまり、キング・オランウータン。英題「The Mighty Peking Man」で「強力北京原人」。中身は、Hong Kong King Kong
 とりあえず「北京原人」とは無関係。制作されたのは、文革末期だから「強力な北京の人」と訳した方がいいのだろうか。
 「キルビル」のタランティーノ監督も惚れ込んだという名作。「強力」ではあるが、脱力感漂い、どうでもいいようなトコロに力が入っていたりする。

注意:以降の文章には作品の内容に関する記述が含まれます。

 インドの奥地に巨大な「ペキンマン」が出没するということで、捕まえて一儲けと香港から探検隊が出発する。隊長はジョニー。一行は、牛車を押し、象群に踏まれ、底なし沼に飲まれ、猛虎に噛まれ、断崖から落下し、ついにジョニーだけが取り残されたところで、巨大なペキンマンに襲われる。そこに現れたのが「女泰山」サマンサ、セパレートの皮をまとっただけの半裸の金髪女性で、「ペキンマン」に彼を解放させ、自分の住居の洞窟で休ませる。
 彼女は幼い頃に、不時着した軽飛行機から一人だけ助かって「ペキンマン」に育てられたのだ。その飛行機の残骸の主翼に日本籍を示す文字が一瞬写るが、続くシーンでは全てアメリカ籍の表示。
 どうでもいいことだが、半裸の彼女のめくれそうな、たよりなげな皮ブラだが、上乳、横乳、下乳は見せても、乳首部分は決して外れないという、最近のアイドルが喜びそうな不思議な布だ。
img026 ところが、DVDの特典映像の予告編には、なぜか左のようなシーンとかもある。でも本編じゃ見せていないのだ。公開時の指定の関係なのか、それとも、これ古人の言う「乳頭狗肉」か? 
 しかし、日本の「北京原人」もだが、妙に乳にこだわって見てしまう。確かに好物ではあるが、別に他の映画じゃ、たいして気にならないのに、なぜだ。
 そして、洞窟でセックス中のジョニーとサマンサを覗くペキンマンは嫉妬に狂いつつも、身を引く決心をするのであった。
 後は、「ペキンマン」を香港に連れて行くことになり、キングコングと同じ展開になる。

 スクリーン合成はモロに画質が違ったり、ミニチュアはミニチュアらしかったりするのだが、かなり作り込んでいる。妙に演技力のある虎と豹が、特撮無しで出演している。
 悲恋のストーリー、けっこう制作費をかけてそうな大作なのに、至るトコロで、何かヘンというか、おバカな空気が漂い、ツッコミにも不自由しないし、やっぱりタランティーノが惚れ込むだけある。伝説の怪作と言われるだけはある。

 次はこれが見たくなったが、ティストは全く違いそうだ。

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