殺しの烙印
書いてアップし忘れてた。アップするほどのもんでもないが、画像の通しナンバーに抜けが出るのも気色悪いし、日付を遡ってエントリーしておく。
「ピストルオペラ」が「殺しの烙印」のリメイクだそうなので、「殺しの烙印」の方も観てみた。
1967年の映画だそうだ。なのにモノクロ。最初の方で、1957年型の車を用意したというような台詞があったし、その後の絵も、当時のさらにヒトムカシ前という感じ。ストーリーはあってないようなもんで、殺し屋のランクを巡る話である。「烙印」というのも「ランクイン」のダジャレかと思う。それほどストーリーはどうでもいい。
それで、何の映画かと言えば、ヒトムカシ前の「カッコ良さ」を戯画化した映画かと思う。意味ありげで、実は「意味」はどうでもいいんだろう。例えてみればボディビルダーの筋肉美。無意味に鍛えた筋肉。アスリートの筋肉の美をさらに追究したら、元々の「運動能力」はどうでもよくなってしまったようなものか。
左の絵は真理アンヌとのシーン。彼女は、後に「おなかが凹むインド式ダイエット」を出版する。
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