もったいない話
こんなことを書いたら、どんなに糾弾されるかわかっている。
世の動物愛護家には、鬼畜のように罵倒されるだろう。
動物愛護管理法に反するといわれるかもしれない。
そんなこと承知で打ち明けるが、私は子鶏を殺している。
家の台所の鍋の中がちょうど湯になっているので、生れ落ちるや、
そこに放り投げるのである。
たぶん、白身が堅く黄身が軟らかい「半熟」でないなら糾弾されない。
こんなことを書いたら、どんなに糾弾されるかわかっている。
世の動物愛護家には、鬼畜のように罵倒されるだろう。
動物愛護管理法に反するといわれるかもしれない。
そんなこと承知で打ち明けるが、私は子虫を殺している。
家で飼ってたおたまじゃくしがちょうど蛙になっているので、羽化するや、
そこに放り投げるのである。
猫を飼う人と蛇を飼う人が知り合えばよい。
Commentaires
人の生命は、すべからく他の生き物の命によってあがなわれているのですから、猫と犬は大好きですが、それだけが特別扱いされるのはおかしいですね。
ところで、私のマイミクのごまさん(FBUNKAのごま太郎さん)は手術を受け、現在自宅療養中です。
Rédigé par: シナモン | 25/08/2006 07:40
虫だろうとほ乳類だろうと、食べるために殺すのと、
飼うのが面倒だから(または趣味で)殺すのとは全く違うと思います。
Rédigé par: しのぶ | 25/08/2006 18:37
だから、蛇を飼う人と知り合えばいいのに。冷凍マウスの戻したのより、よほどいいと思うのですが。
ところで、このエントリーにコメントされると、つい、どんな手術、と思ってしまう。
Rédigé par: 南郷力丸 | 25/08/2006 19:42
「猫殺すな」というより「何であんな話を書いたのか」という方が問題のように思います。オートフィクションだとしたらいまいち出来が悪いし、事実だとしても、「そういう人だと思われる」ことのリスクとベネフィットを本人がどう考えているのか計りかねます。少なくとも、タヒチにはネットはないことは分かりました。
Rédigé par: コバヤシ | 25/08/2006 21:46
私は興味のない作家なので、元の文自体はどうでもいいんですね。ただ、まず思ったのが「無駄にして、もったいない」ということだったんです。もちろん、私自身が食べる習慣はないのですが、生き餌の必要な動物を飼ってると、欲しがる人もいるだろうにと思うし。
少なくとも、タヒチには三味線屋はないことは分かりました。
Rédigé par: 南郷力丸 | 25/08/2006 23:14
>タヒチには三味線屋はないことは分かりました
しかし三味線を弾くような文を書くすごい作家がいることはわかった。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?id=0893550-0000&kind=jn&mode=5
Rédigé par: Bar | 25/08/2006 23:53
厳密に言うと、口三味線なんですが。
そういや、沖縄の三線はニシキヘビを使うので、間接的に役立てることができますね。
Rédigé par: 南郷力丸 | 26/08/2006 23:47
こうなったらすべからく動物愛護家は相互扶助を行うべしってことで。
しかしなんでこんなこと書いたんでしょうかね。
タヒチではいま動物愛護週間かなんかなのでしょうか。
Rédigé par: 瑠璃子 | 28/08/2006 17:45
最新刊「血と聖」が、キアイを入れて書いたのに、売れ行きがモヒトツらしいので、プロモーションという話もありますね。
Rédigé par: 南郷力丸 | 28/08/2006 19:07