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07/04/2007

関連blogって

 blogの検索ツールというのはいくつかあるようだが、「blog」相互の関係性はリンクやトラックバックによって判断するらしい。なので、このblogだと、ロジックな姐さんの所から、よくリンクされているようなので、関連性が深いということになるんだろう。と言っても、こちらでは「狂言」の話題はエントリーしていないが。
 なお「狂言」というのは、「狂言綺語」が語源だそうで、ロジックでない物言いやデコレートされたコトバという意味から派生し、「芝居」や「フィクション」の意味である。なので、よく使われる「狂言」には、3種の意味があると思っておけばいい。
 ひとつめは、今では「能楽」の一部となっている古典芸能のジャンルである「狂言」で、「間狂言」だとか「お豆腐狂言」という場合の「狂言」だ。
 ふたつめは、象徴的身体表現の「舞踊」に対する具体的身体表現の「狂言」で、歌舞伎公演などで、「地方公演では、狂言2幕を舞踊1幕を挟んで上演する」なんて言う場合だ。民俗芸能でも、例えば新潟の綾子舞が、少女の「踊り」と少年の「狂言」があるとか、八重山の祭礼芸能に、女性の「踊り(ブドゥイ)」と男性の「狂言(キョンギン)」があるとか、こういう場合だ。
 みっつめは、偽りのツクリモノの意味で、「狂言自殺」、「狂言強盗」、「和泉流狂言宗家」とか言う場合だ。
 さて、こういったリンクやトラックバックではなく、エントリーで言及している内容によって、blogの関連性を判断するというシステムもあるらしく、そういうサイトからのアクセスがあった。
 そのサイトによれば、このblogに最も関連しているblogというか、ネタが共通しているのは、埼玉の旅館の女将のblogらしい。リンクもトラックバックもしていないのだが、先日来、秩父方面や花の話に言及していたために、そうなったらしい。
小鹿神社旧社 ちなみに、先方の最新エントリは、その地域の神社、小鹿神社の旧社地というか、小さな社の話だった。なぜか、その社の写真を撮ってたりする。4月20・21日には、この旧社と現神社の間で神輿渡御や屋台、傘鉾の行列のある「春祭り」がある。秩父地方にお婆ちゃんちがある人や、西武線沿線に実家のある人は、21日にでも日帰りで見に行ってはいかがでしょうか。
須崎旅館 そして、この女将、うさぎが好きなのか、旅館のトイレの消臭剤がうさぎ形だったり、廊下にうさぎのお雛様が置いてあったりする。
 ということで、この旅館は先日に泊まった旅館なのだが、全くリンクもないのに、ネタが被っているということで、blogを書いてたということがわかったのだ。

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Commentaires

あー,和泉家の「狂言」というのはそういう意味か(笑) 本人達は1だと自己申告してますが,明らかに3になってますな。
「きょんぎん」なんですが,どうもよく分からないのが本当に「きょんぎん」関係者が和泉宗家なんかを頼っていたのかということ。1の関係者が2に関係したり演じたりするのはよくあるんですが,よりによってあの一家なんですかね。あと狂言ときょんぎんの「コラボ」って言ってるんですが,こういうのってコラボっていうんですか?

Rédigé par: ロジックな姐さん | 08/04/2007 14:40

 1の関係者で2によく関わってたというと死んだ万之丞ですが、キョンギンの人も、あの一家が3だとは知らずに「テレビに出てる人」くらいの認識じゃなかったのかと思います。よくわからんけど。
 いもしない強盗に襲われたと言うと「狂言強盗」ですから、実際には「一切関わっていない」人と共演するかのように言うんですから、コラボとは言えなくても、「狂言コラボ」といっていいと思います。

Rédigé par: 南郷力丸 | 09/04/2007 10:17

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