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22/06/2007

嗚呼、花の応援団

 先月の伊勢崎のドンキホーテについてのエントリーに、瑠璃子さんの「嬉しくない味方」というエントリからトラックバックを貰ってる。
 そのエントリーでは日本軍の性奴隷の件にも触れ、「現在積極的な政府関与が認められる資料が見つからないのだから」政府による強制はなかった、という意見であると、右より称されることが往々にしてある。とのことである。
 戦争に必要な武器、兵士の生命維持に必要な食料や医薬品でさえ、まともに供給する能力のなかった日本軍が、組織的にそんな面倒まで見る能力がなく、現場にまかせた可能性はあるだろう。岸信介商工大臣の「華人労務者移入に関する件」を閣議決定して行われた中国人労務者の強制連行のような形ではないので、それをもって「積極的な政府の方針」として行われたのではないとも言えよう。だから、瑠璃子さんのような見方もありうるだろう。
 その瑠璃子さんに、またまた「嬉しくない味方」、それもかなり強力な味方が出現したようだ。例のアメリカ議会での性奴隷非難決議の件だ。
 2月の公聴会の段階では、デーナ・ローラバッカー議員が「日本の首相や閣僚は性奴隷について1993年以来、何度も謝罪しており、日本の戦争関連行動に関する謝罪はすでに解決されており、今また議会決議でその謝罪を求めることはおかしい」とのことで反対していたようだ。確かに、日本政府の見解を見ると、ローラバッカー議員の主張には根拠がある。
 しかし、ローラバッカー議員は今では賛成に転じている。安倍首相の発言を踏まえて考えを変えたとのことだ。例の「ダブル・トーク」のことだろう。本人はシングル(1)とダブル(2)の区別がついていないんだって、アメリカじゃ知られてないんだろうな。
 そして、この決議案の採択を確実にした功労者として、安倍氏に負けていないのが、例の意見広告を出した人たちだ。特に、この広告での、古森義久の誤訳を元にした「米国が1945年に日本を占領した後、日本政府に「慰安所」の設置を要請した」という部分は効果的だったようだ。
 この広告だけの功績ではないだろうけど、来週には下院外交委員会で採択されそうだという状況で、広告の効果が話題にあがっている。
 例の広告については、花岡信昭氏も協力されてるようで自慢げに書いてられるが、その効果が表れてくるといろいろ言い訳をを始められている。可決されて、広告の効果を責められたら、次には、例によって敵前逃亡をするんだろうか。

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