七夕流し
七夕は旧暦7月7日で、今年だと新暦の8月19日になる。けれども、たいていの年中行事は、毎年に日が変わると面倒なので、1ヶ月遅れで行うことが多い。
その七夕だが、かつては雛流しと同じく、人形を作り、それで身体の悪いところを撫でて、川に流すという風習だった。その名残が笹舟だ。後に、人を寝込ませる「魔」を流すようになったのが、ねむり流しやねぶただ。その、人形を流すという七夕流しを行っている「尾山」という所に行ってみた。
水に流す船というか板の上に、人形と飾りを付けたものを、持って集まる。
川というか、道路の側溝のようなというか、農業排水路のような、水路にそれぞれ入って、飾られた船を流す。
流すと言っても、流してしまうわけではなく、流れる後をついてまわるというか、浮かべたものを押してるようにも見える。水路の上には、笹や提灯が飾られている。
水路の巾も広くなって来る。それで、川に出る前に船を回収する。
Commentaires
写真ではいまいちよくわからないんですが、どんな人形ですか?
板の前方にはろうそくを灯しているんですね。
Rédigé par: わらばー | 10/08/2007 23:34
姉様人形とか言ってました。紙で作った素朴な人形です。
Rédigé par: 南郷力丸 | 11/08/2007 03:08