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07/10/2007

ムチとツリ

 このblogでも、「事実と違う、理屈が一貫してない」という記述がけっこうある。その理由は、大きく分類すると次の3つだ。
1.一種の表現手法。ストレートに書くと問題あるので、逆の表現を使う場合、例えば「伝統と品格を重視する大相撲」での「かわいがり」のような場合、あるいは、読む人に「?」と思わせて、実はこういうことだと書いて、印象づけたりするような場合だ。
2.騙そうとしている。これは例示するわけにはいかない。
3.無知。よくわからないのに書くから、いいかげんな記述になる。自分がやっていても、というかやってるだけに、ヨソ様のこともとやかく書いたりするけど。
 このblogに限らず、ウソというかイイカゲンな記述というのは、おおむね、この3つの理由のどれかだろう。ところが、1の場合だとわかりやすくしてあるけれども、2か3の場合、どの理由かが明らかにするということは少ない。
 そのために、2だろうか3だろうかと思うことがよくある。例えば、いわゆる従軍慰安婦が「その多くが佐官どころか将軍よりも遥かに高い収入を得ていた」などという記述は、あのワシントンポストに出したという「FACT(主催者発表タイトル)」という広告にも出ている。普通はおかしいと思うわけで、少し調べれば、額面通り支払われたわけでもなければ、円の価値に大きな地域差があったことなど簡単にわかる。それがわかっていて騙そうとしたのか、そもそも書いた連中がそこまで無知なのか、どちらなんだろうか。
 最近だと、こちらのblogで紹介されているけれど、あの古森義久が小説を根拠に、性奴隷問題について書いているとかで、知っててやってるのか、そう思いこんでるのか、判断に迷うとコメント欄で指摘されている。
 ところで、アルファ・ブロガーという人の中には、どう見ても3だというケースでも、それを指摘されたりすると、実は1でした。という技を使う人がいるらしい。アルファ・クリッパーもやるそうだが。
 「無知」ではなく「釣り」でした。というわけで、初心者でも可能な「ムチ」よりも、縛りをマスターしないといけないし天井補強も必要な「ツリ」の方が高等テクニックというのとは無関係だけど、やっぱり「無知」より「釣り」が何かエラそうだ。
 そういえば、かのネットから姿を消したことになっている「理系保守」先生も、当初は3だと誤解されたけれども、いくら何でもこんな馬鹿はいない、ということで1だろうと認められ、先生といわれるようになったわけである。
 そう考えてみると、騙そうとしているのか、馬鹿なのか、2か3かよくわからない人たちも、ひょっとしたら1なのかも知れない。
 日米関係の強化のために性奴隷決議を推進するための「釣り」でした。時間がなくなったり受験対策で学校でまともに扱われない近・現代史に若い人のが興味を持ってもらえるための「釣り」でした。ひょっとしたらこういうことかも知れない。偽史ではなく「馬鹿」を演じた義士かも知れない。もし、そうだとしても、彼らの秘められた目的に協力するには、やはり「釣られ」ないといけないのだろう。
 ただし、伊勢崎のドンキホーテは、やっぱり3だと思う。

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Voici les sites qui parlent de ムチとツリ:

» 沖縄戦の被害者の苦しみを隠したり故意に無視したりすることは被害者への二次的加害ではないでしょうか。 (再び、日本軍による沖縄での住民への自決強制をめぐって) [村野瀬玲奈の秘書課広報室]
(人気blogランキング参加中。) 「沖縄全土の怒りをひきおこした教科書検定は「教育への不当な支配」ではないでしょうか」 http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-418.html という記事を書いたらいくつ... [Lire la suite]

Notifié le le 08/10/2007 à 22:51

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