今日の野良鳥(5月31日)
今日は、なぜか「り」で終わるのばかり。
ケリ、Vanellus cinereus。
カンムリカイツブリ、Podiceps cristatus。
オオヨシキリ、Acrocephalus arundinaceus。
ヒバリ、Alauda arvensis。
今日は、なぜか「り」で終わるのばかり。
ケリ、Vanellus cinereus。
カンムリカイツブリ、Podiceps cristatus。
オオヨシキリ、Acrocephalus arundinaceus。
ヒバリ、Alauda arvensis。
アオバズク、Ninox scutulata。今年もいらした、というか4月にはいらしていたんだけど、留まってる木の周囲での杭を打つ音に驚いたのか、しばらく行方不明になっていた。
トケンの類でもおらんかと思ったが、いつもの。皆遠い。
ホオジロ、Emberiza cioides。
サンショウクイ、Pericrocotus divaricatus。
サシバ、Butastur indicus。以前もこの木に留まっていた。気に入ってるんだろうか。
キバシリ、Certhia familiaris。これだけは梢の上でなくて、木の向こうから顔を出した。
林間のキバシリ。
雨だったので、そろそろかと、帰りに一駅乗り越してモリアオガエルの産卵池に寄ってみた。かなり新しい卵塊がまだ2個だけ。まだ明るかったせいか鳴き声はしない、キビタキが鳴いてたけど。
昭和を象徴する巨人軍・長嶋茂雄選手は「4番打者」。古くから伝わる「四季」「四天王」「四国巡礼」、「四面楚歌」や「四神相応」といった四字熟語から、現代の「アラフォーブーム」まで、日本の文化には4が欠かせません。数学のうえでも、4色問題は格別の難問だったといいます。こどもの日もとうに終わったが、不思議な数「4」を究めてみましょう。
野球のスーパースターのほとんどは4番打者だ。野球を美しく印象づける数字が4と言えるだろう。例えば長嶋選手も4番だった。その前の4番の川上哲治も、長嶋が衰えた後、4番打者となった王もスターだった。長嶋以前の背番号3の千葉茂が、勝率3割未満の3年連続最下位の監督としか知られていないのとは対照的だ。後に讀賣が低迷したのも、多くの人が「4番不在」を理由にあげているが、背番号3不在をあげるのはよほどの馬鹿だけだ。4つのベースを回って点が入る野球で最も華やかなのは満塁ホームランの4点だし、イチローは4番バッターじゃないが、4割バッターが期待されている。
数学の世界で4の不思議さが現れているのは「いかなる地図も、隣接する領域が異なる色になるよう塗るには4色で十分」という定理だ。この単純な定理が長年にわたり証明されず、今もコンピューターを駆使しての「力ずく」でしか証明できない。
この4の不思議な力は、地図でなく、現実の世界が4を基本に出来ているからだろう。世界を東西南北の4方向に分けることは一般的だ。考えてみると北極、南極があるように、南北は絶対的に決まる一方、ひたすら東に行くと、やがて西になってしまうから、別に「東西」「南」「北」の3つでもいいはずだ。なのに4方向にしているのは、4が基本だからだ。春夏秋冬と1年を4分割するのも不思議だ。連続しているのだから、いくつにだって分けられるはずなのに、4分割するというのも、人々が「4」が基本と思っているからで、机の脚だって3本あれば安定するのに、わざわざ4本にしているのと同じだ。
現在の文化も4が基本になっている。そもそも文明の発祥も、エジプト、メソポタミア、インダス、黄河と、四大文明だ。四大文明に限らず「四大」云々というものは多い。例えば四大都市圏だ。名古屋だけは三大都市圏と言う人もいそうだが、単に人口が多いだけの田舎が入って、複数の政令市を含む北九州都市圏が入らないのは不合理だ。「三大何とか」というのは多くは無理矢理だし、佐賀では祐徳稲荷を、茨城では笠間稲荷を三大稲荷と称しているように、根拠も論理もない。
釈迦は「生老病死」の4つの苦から脱する教えを始め、キリストの言行はマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの4人の記録によって広められ、後の多くの人々の思想的背景になっている。宗教とは無縁のように思われているマルキシズムも、チコ、ゼッポ、グルーチョ、ハーポという、実は5人兄弟だったうちの4兄弟によって作られたものだ。
一方、4人姉妹といえば、マーチ家のメグ、ジョー、ベス、エイミーが世界的には、歌江、照枝、花江の三人姉妹よりもはるかに有名だ。チェーホフの「三人姉妹」があるという反論もあるだろうが、これには「4幕のドラマ」という副題があり、さらに「かもめ」「ワーニャ伯父さん」「桜の園」とあわせて四大戯曲とされている。シェークスピアには四大喜劇と四大悲劇がある。
そして、4の不思議な力を最も証明しているのは「うらない」だろう。その代表が「四柱推命」だ。何種類もある血液型の中でABO型だけが占いに使われるのも、4パターンに分けられるからだろうし、どんな馬鹿でも4パターンくらいなら覚えられるからじゃなくて、4の不思議なパワーのためだ。最も親しまれている占いツールはトランプだし、それは4種のスートからなる。
トランプだけでなく、ゲームの世界でも4には大きなパワーがある。四暗刻も四槓子も大四喜も小四喜も役満だが、3だと役満は大三元のみだ。ゆるキャラの中でも「ひこにゃん」が圧倒的に人気を得たのも、カロムという4人ゲームの本場だったからという説がある。もうひとつ、徳川四天王の井伊直政ゆかりのいいにゃんこだからという説もあるが。
この徳川四天王のように、日本人は、ある場合には、この4の不思議な力を得るべく、四天王という形の臣下を持った、金太郎さんも頼光四天王の一人だ。日本人のルーツは、源、平、藤、橘の4姓だという。
一方で、4の不思議な力を畏れることもあり、部屋番号などで四号室を避けるということも行われている。これについては「四はシで死に通じる」という俗説があり、確かに日本の音楽には、ドレミの4番目の「ファ」と「シ」を避けたものも多い。でも、それは「ヨン」と読めばすむ話で、現に他の数字は音読みの場合でも「ヨン代目」だとか「ヨ畳半」などと言っている。これは、やはり4の不思議なパワーのせいだろう。
そもそも自然界の「力」自体が4種類だ。
ゴイサギ、Nycticorax nycticorax。今日は成鳥と遇ったが、茂みの向こう。
モズ、Lanius bucephalus。年中いるが夏は目立たない。
ヒバリ、Alauda arvensis。休耕田の伸びた草の中。
カンムリカイツブリ、Podiceps cristatus。
正面顔。頭の上がなんとなくギャオス。
抱卵中のカンムリカイツブリ。
ケリ、Vanellus cinereus。飛びけりというやつ。
りくにおりるけり。
タマシギ、Rostratula benghalensis。休耕田の伸びた草の隙間。
タマシギの♂はこっちを向いてくれた。
タマシギの♀は顔こそ見せるがケツを向けたまま。
オオルリ、Cyanoptila cyanomelana。
ハヤブサ、Falco peregrinus。
ゴイサギ、Nycticorax nycticorax。
カワセミ、Alcedo atthis。
ヒバリ、Alauda arvensis。
アマサギ、Bubulcus ibis。
まだ白いアマサギも混じってる。
オオヨシキリ、Acrocephalus arundinaceus。
今日の連中は、皆、非協力的。
ホオジロ、Emberiza cioides。
オオルリ、Cyanoptila cyanomelana。ほとんどシルエットだったり、茂みの向こうだったり。
キビタキ、Ficedula narcissina。♀は薄暗いところ。
キビタキ♂に至ってはほとんどシルエットの上に枝に隠れてる。
サンショウクイ、Pericrocotus divaricatus。上の方ばかり飛ぶ。
抱卵中のサンショウクイは茂みの中。
サシバ、Butastur indicus。あまりに遠い。
ヒバリ、Alauda arvensis。
オオヨシキリ、Acrocephalus arundinaceus。
キジ、Phasianus versicolor。
チュウシャクシギ、Numenius phaeopus。
タシギ、Gallinago gallinago。
ムナグロ、Pluvialis fulva。
まだ黒くなっていないムナグロと一緒にいる、まだ黒くなっていないハマシギ、Calidris alpina。
ハマシギはだいぶ小さいので、草に隠れがち。
アオアシシギ、Tringa nebularia。
アオアシシギと同じくらいの大きさの嘴の短いのがいた。ダイゼン、Pluvialis squatarolaのようだ。
このダイゼンも腹黒くなるようだが、まだ全くなっていない。
ツバメ、Hirundo rustica。
カワラヒワ、Carduelis sinica。
シメ、Coccothraustes coccothraustes。
アカハラ、Turdus chrysolaus。
ユリカモメ、Larus ridibundus。しっかり頭が黒くなってる。
アマサギ、Bubulcus ibis。しっかり亜麻色が出てきている。
ケリ、Vanellus cinereus。
タシギ、Gallinago gallinago。
ムナグロ、Pluvialis fulva。胸の黒くないのや、腹黒いのや、タシギもいた。
ムナグロだけ。
アオアシシギ、Tringa nebularia。脚は碧くない。
タカブシギ、Tringa glareola。
チュウシャクシギ、Numenius phaeopus。
オオソリハシシギ、Limosa lapponica。
マヒワ、Carduelis spinus。珍しく1羽だけでいた。
イスカ、Loxia curvirostra。ほとんどシルエットだったので、昼のイスカ撮りも半端に終わった。
サンショウクイ、Pericrocotus divaricatus。
サンショウでなく蜘蛛の巣をつっついてた。
新居制作中だったようだ。
ヒバリ、Alauda arvensis。
キジ、Phasianus versicolor。
キジだとわかるけど、ケツ写だけじゃあんまりなので、と思ったけど、今度は尻尾が写ってない。
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