少年と昆虫
電車の中に、郊外に行った帰りだろうか、祖父らしき人に連れられた5歳くらいの男の子がいた。
その子は、虫かごを持っており、中にはどこかで捕まえたらしき甲虫、いわゆる黄金虫、それもピカピカ光る金属色が美しいのが2・3匹入っており、少年はその獲物がよほど嬉しいのか、たまに虫かごから取り出しては、手の上に載せたり、つまんで観察をしていた。
飼うつもりなんだろうか、何しろ、餌には不自由しないですむ。
でも、餌が何か知らないのかも知れない。
電車の中に、郊外に行った帰りだろうか、祖父らしき人に連れられた5歳くらいの男の子がいた。
その子は、虫かごを持っており、中にはどこかで捕まえたらしき甲虫、いわゆる黄金虫、それもピカピカ光る金属色が美しいのが2・3匹入っており、少年はその獲物がよほど嬉しいのか、たまに虫かごから取り出しては、手の上に載せたり、つまんで観察をしていた。
飼うつもりなんだろうか、何しろ、餌には不自由しないですむ。
でも、餌が何か知らないのかも知れない。
Commentaires
彼の少年には、終生残る黄金の記憶となることでしょう。同じ年の頃、ある夕暮れ、二人の姉とヨモギ摘みに行った私は、暗くなり始めた頃、姉の一人が、早く帰らないと牛女が飼い葉桶に血をタップンタップンさせながら子供をさらいにくるという言葉を口にし、それに肝を冷やしきったという黄金の記憶が私にはあるのです。
Rédigé par: argon | 14/08/2010 04:13
「牛女」ってどんなだと思って画像検索してみたのですが、出てきてほしいかも。
なお「牛女乃」はヨーグルトのことらしいですね。「女乃」は1文字。ユニコードで書けばいいのに。
Rédigé par: 南郷力丸 | 15/08/2010 04:25