« 今日の野良鳥(12月28日) | Accueil | 今年の野良鳥 »

30/12/2010

モフモフ普及のために

 山口県で子供が殺された原因ともなったことで有名になった砂糖玉のカタログを、先日に見かけたので、ちらちら見ていた。
 注意書きのようなのがあって、コーヒー等と服用しないようにと書いてある。角砂糖といえば、最も一般的な用法はコーヒーに入れるのだが、コーヒーに入れちゃいけない砂糖玉にどんな意味があんねんと思いつつ、ついなるほどと思ったことも書いてあった。
 パソコンや携帯電話の近くなど電磁波の影響を受ける所においた場合、効果がないというような内容だった。
 砂糖玉は、その用法には、心理的な作用のみは認められるが、それ自体には何の効果もない。当然、効果がないものは、どこに置こうが効果がない。つまり、効果がないものを効果がないと書いてるわけで、この部分は間違っていない。この際、電磁波の影響のない場所なんてあるんか、というツッコミはおいておく。どうせなら、朝日新聞を読むと効果がない、とも書けばいいのに。それも間違いじゃないし。
 効果がないものを効果がないと書いても、効果があると思う人もいるんだろうな。それなら、効果があるかないかわからんものを、効果があるかないかわからんと書いてもいいわけである。
 例えばモフモフ療法である。一部にはトンデモであるという指摘もあるが、船井幸雄が扱っていない以上、トンデモとは決めつけにくい。
 一方で、その効果については、モフモフ療法士がモフモフ療法について、査読雑誌に投稿はおろか、公的に言及することもないため、検証されていないのが実情である。何しろ、モフモフ療法士といえば、今日は朝から、私のお家はてんやわんやの大騒ぎ、盆と正月、一緒に来たよなてんてこまいの忙しさで、モフモフ療法士の手も借りたい時でさえ手伝ってくれないのである。レポートなんて書いてくれない。
 なので、効果があるともないとも確実には言い切れないのだ。私なんぞは、どちらが相対的に確かか、どの程度の「しきり値」をクリアーした確かさかが得られればいいのだが、世の中には「研究というのはあらゆる可能性から真実を拾い上げる地道な作業です。」という研究者と自称する人がいて「確定ではないことをさも確定的に語るのは嫌い」だそうだから、そういう人には、モフモフ療法には効果があるかもしれないし、ないかもしれない、としか言えないのである。
 しかし、効果があるかもないかもしれない、ではモフモフ療法は普及しないであろう。そこで、先のような書き方をすればどうだろう。
 モフモフ療法は、パソコンや携帯電話の近くなど電磁波の影響を受ける場所で行った場合、その効果は実証されていません。
 モフモフ療法は、カメムシや鮒寿司と同じ部屋など臭気の影響を受ける場所で行った場合、その効果は実証されていません。
 モフモフ療法は、イヤシロチで行ってください。ケガレチで行った場合、その効果は実証されていません。
 モフモフ療法は、ピーマンを食べらない体質の人には、その効果は実証されていません。

|

« 今日の野良鳥(12月28日) | Accueil | 今年の野良鳥 »

Commentaires

この長文を読んだ結果、大金持ちになるのかホームレスになるのか、身をもって私は検証してみよう。

Rédigé par: argon | le 30/12/2010 à 23:58

ストーンヘンジとピラミッドと枚方市のなんとか塚(マイナー過ぎて知りません)がちょっかくさんかっけいをなしているちょっかくのとこの頂点で療法を受けないと効果がありません、とかも言えるのではないでしょうか。

Rédigé par: ちょちょんまげ | le 31/12/2010 à 00:18

 最も可能性が高いのは、大金持ちにもホームレスにもならない、でしょうけど、たぶん読んだことのと因果関係は薄いと思いますよ。
 だから、どこであろうとクローゼットの中であろうと、モフモフ療法は、砂糖玉のように効果がないことが検証されたわけじゃないんで「効果がありません」と確定したように言っちゃダメなんですって。

Rédigé par: 南郷力丸 | le 31/12/2010 à 08:32

Poster un commentaire



(Ne sera pas visible avec le commentaire.)




TrackBack

URL TrackBack de cette note:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23135/50440473

Voici les sites qui parlent de モフモフ普及のために:

« 今日の野良鳥(12月28日) | Accueil | 今年の野良鳥 »