今年の野良鳥(2011年)
折々に載せた絵ばかりなんで、クリックすると大きめの絵が出るようにしてみた。
1月はマヒワとレンジャクが大群で来ていたようで、大群を撮ろうとしていたのだけど、やはり難しく、結局、数羽づつを撮ってたような気がする。ハギマシコもちょいちょい行くお山に来ていた。そのお山におったカヤクグリ。
そのハギマシコが近所のお山、というよりも山麓の田んぼにおるのに、1月末に遭遇した。当初の林道よりも空が開けているんで、群れで飛んでるとことかが撮りやすかった。
3月11日は、前日に車窓からヤマセミを見かけたんで、そこに行って見たけど、現れなかった。それで帰ろうと駅に行くと、駅に植わってた桜の木にウソがおったので撮ってた。3時頃に乗った車中では、新幹線や長距離列車が運休しているという放送があったけど、結局、この日に泊まった知人宅に着くまで、何があったか知らないままだった。
4月は、やってくる夏鳥や旅鳥を撮ってたけど、この冬には雪が多く、山中の樹が倒れたり、沢が崩れたりで、歩きにくいし、風景もいかにも荒れたという感じだった。そんな中で、落ちた枝がゴシャゴシャたまってる上で囀ってるミソサザイ。
5月は春の渡りのピークも過ぎ、たまに水鳥を見に行ったり、近所のお山で夏鳥を見てたり。その近所のお山にマミジロがいた。そんなに少ないわけではないが、山中ではわかりにくく、逃げられて初めて気付くことが常で、撮れたことがない。けれども、こっちが座ってる横に来て、ゴソゴソと餌を探してたんで、ゆっくり見てられた。
6月は、市街地でアオバズク、お山ではサンコウチョウというパターン。サンコウチョウの餌場にいてると他の夏鳥も来るし。サンコウチョウを下から見上げてもつまらんので、餌場の周囲の山腹に上がって見るのだが、そううまいとこに来てくれることもあまりなく、遠かったり、樹に遮られたり。かといって、昨年のような放棄する巣じゃなくて、ちゃんと営巣中の周囲で撮ろうとするほど馬鹿にもなれないし。それでも、見えるとこで鳴いてくれたこともあって、口の中はグリーンというのが見られた。
7月はやっぱり少ない。前月の続きの夏鳥程度。そんな中で、琵琶湖に現れたレンカクを見に行った。遠いし、見えにくいとこにいるしだけれども。
8月は、下旬になって秋の渡りのコルリを見たけど、だいたい水辺が多かった。トリよりもトンボを撮ってる方が多かったくらい。そんな水辺というより、灼熱の田んぼでタマシギを見ていたら、翼を拡げてディスプレーしはじめた。
9月になってもまだ夏。やはり夏鳥が多かったのだけど、山中で繁殖していた連中が平地に降りてくるんで、短時間しかない時でも見られる。ツツドリも、夏の間は山中ではよく鳴いているのだが、樹の茂った彼方で見られることは少ない。それが山麓の桜の樹で毛虫を食べに来るようになって、鳴きはしないけど姿は見られる。
10月は、まだいる夏鳥、秋の渡りの途中に立ち寄るトリとかを見ていた・近所では「旅鳥」のノビタキ、ノジコ、ノゴマ狙いで行った湿原におった「冬鳥」のアリスイ。
11月になると冬鳥も揃ってくる。でも鴨はまだエクリプスから脱してないのが多いので、あまり撮らないのだけど、近所の川に来たヒドリガモの中にアメリカヒドリらしいのが混じっていたので、それはよく見に行った。そして1日だけだけど、近所の池にトモエガモが来ていた。トモエガモは琵琶湖に行けば大量にいるんだけど岸から遠いとこが好きなようで、やはり繁殖羽にはなっていないけれども、近所で近い距離で見られたんでいいとしよう。
12月はタカ目をよく見ていた。近場ではハイタカがよく飛んでたし、えらい近くでオオタカを見たし、雪が降り出して今日はダメかと思った山でクマタカに遭遇したり。湖北では、水鳥を見ていたら、遠くの水面にいた水鳥が飛び出したんで、何かと思ったら、低空をオオワシが飛んできた。山の中腹に留まってたり、上を飛んでるオオワシは昨冬も見たけれど、低い水面を飛んでるとこは初めて見た。
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