急行電車1
先週、急行「きたぐに」が廃止というか、定期列車でなくなった。国鉄・JRの「急行」は、定期的に運行されているのは残りひとつ。この「きたぐに」は最後の急行電車だった。
国鉄・JRの「急行」というのは、近年、非常に少なくなっていて21世紀に残っていたのもわずかだった。その残り少ない「急行」をわりと利用した。「特急」よりも便利だったから。
よく使ったのは急行「銀河」。東京・大阪間の寝台急行で、東京発が11時だった。芝居を見ていて新幹線の最終に間にあわない時によく乗った。10時を過ぎると駅で寝台券が買えなかったため、出発ホームで、車掌に言って、寝台を指定してもらい、そこに乗り込んで寝台券を買うのが常だった。それでも、ちゃんと乗れるほどすいてたわけで、数年前に廃止された。
この「きたぐに」もよく利用した。専ら、冬から春。大阪発が0時前で、日が変わってから京都発。1時過ぎの長浜あたりまで、最終の快速電車に乗り遅れたであろう人たちも乗っていた。湖西線を通らずに、時間のかかる米原経由だったのはそのためか。
夜明け頃に直江津。数分後発の信越線に乗り換え約1時間。降りた駅で数分後のバスに乗る。そして、着いて宿に荷物を預け、着替えた頃にスキー場のリフトが動き出す。支線待ち数分間、バス待ち数分間。なんじゃいな。
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