今日のかもめ(3月29日)
カモメ、Larus canus。
ウミネコ、Larus crassirostris。カモメとは嘴の先が違う。目つきも悪い。背中のグレーも濃い。
今日のウミネコは飛んでなかったので、先日に撮ったウミネコ。カモメと違い、尾羽に黒いラインが入っている。
このウミネコもカモメ科カモメ属であるけど、カモメではない。本来、和語で「かもめ」と書くのを、カタカナでカモメと書く場合、種名と解釈されるからだ。すもももももももものうちだし、スモモもモモももものうちだが、スモモもモモもモモのうちではない。
まあ、別にどうでもいいようなことだ。(ただし、生物を教えてる人は除く。)
カモメは冬鳥だがウミネコは基本的に留鳥。つまり、本州だと冬には両方ともいるが、夏にいるのはウミネコということになる。
さて、1933年9月24日、僧侶で仏教学者の足利瑞義が横浜港からハワイに旅立った。そこには多数のかもめがいたそうである。この時期ならウミネコだろう。その光景を見送りに来ていた姪の武内俊子が見て作詞したのが「かもめの水兵さん」ということらしい。別に「カモメの水兵さん」じゃないからいいのだ。
JR九州の博多と長崎の間に特急「かもめ」が走っている。
現在は交流専用の電車で運行されているが、2000年までは国鉄時代に作られた交直両用電車も使われており、その正面には絵入りのマークが掲出されていた。その時の画像を探すのも面倒なので、wikipediaから引っ張ってきた。
右はそのマークのアップだけど尾羽に黒い線が入っている。つまりウミネコである。でも、特急「かもめ」であって「カモメ」じゃないからいいのだ。JR東日本の特急「かもしか」よりマシ。
なお、1953年から1961年まで、京都・博多間を運行していた特急「かもめ」の最後部にもかもめの絵が入ったマークが掲げられていたが、尾羽の黒い線はない。
Commentaires
神奈川県のシンボルはカモメのようです。
http://www.pref.kanagawa.jp/promotion/profile/song.html
Rédigé par: kuroneko | 30/03/2013 09:39
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Rédigé par: Nauru wczasy | 31/03/2013 22:04
東京都はユリカモメらしいですね、神奈川の方がひとまわりデカイ。
ちなみに大阪は百舌鳥。2枚どころか100です。市じゃなくて府だけど。
Rédigé par: 南郷力丸 | 02/04/2013 01:00