けふのてふ(8月10日)
エンドウって聞いたことありますか?
ありますよね。
エンドウ、生活の中で見たことありますか?
ないですよね。
私たちは見たこともないエンドウを、なぜ知ってるんでしょう?
エンドウって、カタカナで書くでしょ。これは実験生物としての表記だからです。人間も“実験生物”としての表記は「ヒト」です。つまり私達は、実験生物としてエンドウを知っているのです。そう、それは理科の教科書に出てくるんです。だからみんな、この不思議な生物の名を知っている。
…でも、キヌサヤやグリーンピースがエンドウというのも、たいてい知られているか。さて、私の場合、エンドウは見たことがあっても、八百屋で売ってる際には、これがエンドウというのがわかるが、そこらに植わってる豆が何の豆かがわからない。
近所の狭い畑に植わってた赤紫の花の豆。
先日、別の所で白い花の豆に集まってたウラナミシジミが来てた。
「ウラナミシジミ」とカタカナで書くのは実験動物だからでしょう。ショウジョウトンボもショウジョウバカマもサバクトビバッタもヨコヅナクマムシもカタカナで書くようなもんですね。
産卵してる。
こちらは隣に植わってたインゲンらしきのに産卵してる。
なぜかしばらく留まっている場合は、隣の田んぼの稲穂がお気に入りのようだ。
豆の花に緑の小さい「芋虫」が付いてた。これがウラナミシジミの幼虫なのか。花弁を食ってる。花弁が好きなのかな。それで蕾に産卵するのかな。
葉っぱに付いてるのは移動しているだけで、葉っぱを食べてる様子はない。
翅の表。全く翅を拡げてくれなかったが、翅を閉じて落ちてたやつ、少しは動くんで死んではいないようなのがいて、拾って翅を拡げて近くの葉に載せて撮ったヤラセ写真だけど。
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