今年の野良鳥(2014年)
今年はあまり出かけていない。1月には少しは出かけたけれど、遠い絵ばかり。むしろ近所の公園で、イカルの群れや、ちょろちょろしてるムシクイを見ていた方が多かったように思う。そんななかで、イカルの群れに混じってたコイカル。
あまり出かけていないといっても、やはり湖北には行った。水鳥を眺めていたら、突如、飛び立つ。すると婆さんが通り過ぎる。山の麓で待ってても同じ絵にしかならんので、ここ数年は湖上を飛んでるのばかり撮ってるけど、昨年はバックが雪山だったが、今年は積もってない。
早春になるとミソサザイの囀りを聞きに行く。「お立ち台」というかソングポストの前で待っていたら、その向こうの林にオオアカゲラのペアが来た。新居を物色中なのか、穴を開けたりその中を覗いたりしてた。単品は何度も撮ってるんで、むしろペアを入れようと、近づかずに座ったまま見てたけど、背中ばっかり。
3月と全く同じ場所。ミソサザイが出てこずにコマドリが出てきた。この春のコマドリ通過時期は陽がさして気温が上がる日が少なかった。そのため羽化した水棲昆虫が川沿いに少なく、コマドリもあまり出てこなかったが、この時はちょうど羽化して飛び出してたようで、やや高いところで、周囲を飛んでる虫を狙ってた。
夏鳥が出そろう時期だが、近所の公園に現れたブッポウソウ。ブッポウソウを知らない初心者の人が、知人に、変な鳥がいるけど何やと聞いてきて、ちょうど、どこに出かけようかと思ってたところに教えてもらった。自分で見つけたわけでもないのに、まとめに載せるのは気がひけるが、他にこれといってないんで。
夏鳥の雛が現れる時期。ヤブサメのようにすぐに親と変わらんようになるのもおるけど、ヒタキの類は斑模様ですぐに今年生まれというのがわかる。オオルリの幼羽も♂はすでに青が入っているが斑模様。秋の渡りの時期の前には斑模様は消えて、オリーブとブルーになってしまうんで期間限定。
サンコウチョウは例年だと5月6月頃に撮るのだが、今年は毎年撮ってるあたりでは繁殖せずもっと奥だった。近くに行けばいいようなものの途中の沢が昨年の台風で崩れて、砂防ダムの工事をしており、遠回りの山越えをせにゃならんので、行かなかった。
これは、サラサヤンマを撮ってたら後ろで鳴いてたので、試しにその山に入ったらおった方。 8月は、例年のようにうどんを買いに行ったりもせず、ほとんど撮ってないんで、コルリしか載せるものがない。
9月はトケンの月だった。ツツドリは毎年、近所に現れるのだが、赤いのを見るのは、他所でが多かった。今年は近所にも赤いのが来てた。
10月は地味だけどコヨシキリ。これまで、鳴き声でいるのがわかったり、チラッと見ることはあっても撮れることがなかったが、近所の河原に現れた。あいかわらず、チラッと出るだけだが、それでも河原の狭い範囲の藪にいるんで、コヨシキリとわかる程度の絵にはなった。
一通りのフツーの冬鳥は出そろった感じがあるけど、今年は樹の実の熟すのが遅かったようで、期待していたのは撮れず終い。
今年はカモの類をあまり載せていないんで、近所の池におって、有り難みが薄いけど、紅葉が水面に写る中のオシドリ。 12月は28日になって始めてトリを撮るという状況で、これといって載せるものもないんだが、今年最後に撮ったトリということで、ミサゴ。
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