今日のトンボ(4月30日)
クロイトトンボ。今日は眼の後ろとおいどの先がわかるように撮ろうと思ってたけど、尻尾の先が塞がってるのがけっこういた。
アオモンイトトンボ。
アジアイトトンボ。よう似たんがおるでややこしい。
さてどっちだか、たぶんアジアイトトンボの方だろ。
フタスジサナエ。3日前には全く見なかったのに、今日はようけおった。
ヨツボシトンボ。
クロイトトンボ。今日は眼の後ろとおいどの先がわかるように撮ろうと思ってたけど、尻尾の先が塞がってるのがけっこういた。
アオモンイトトンボ。
アジアイトトンボ。よう似たんがおるでややこしい。
さてどっちだか、たぶんアジアイトトンボの方だろ。
フタスジサナエ。3日前には全く見なかったのに、今日はようけおった。
ヨツボシトンボ。
鹿がやたら増えてる。
鹿は草や低木の葉を食う。林業や農業の被害はよく言われるけれども、そういう直接的な被害だけではない。そこらのお山に行っても、草や1m程度までの灌木がほとんどないとこがある。
草や低い木の葉が食われると、当然にその植物は死んでしまうわけで、根も運命を共にして腐ってしまう。すると土壌が流れやすくなり、斜面に立ってる高い木だって、根っこが浅くなっていくわけである。根元が露出した木もやたら目にする。そうなると、高い木だって倒れやすくなる。
4年前の冬、近場の山では、雪でやたら木が倒れた。そんなに豪雪というわけではなかったのだが。さらに一昨年の台風でもよく倒れた。いずれも、木が倒れやすくなってたので、よく倒れたんだろう。
こうして、草や低い木が食われた上に、高い木も倒れると、さらに土壌の流出が進むわけで、山の保水力も低くなる。ちょっとの雨でも川が増水する。そんなに豪雨でなくても、ここ数年、これまで以上に川が急に増水している。
トリさんを見てるだけでも、この変化はよくわかる。
コマドリというのは藪に潜むトリだ。ところがその藪がなくなってしまっている。しかし、一方で倒木が増えている。すると倒木の葉の中に潜むようになっている。写真では、茂みから出てきたとこを撮ってるんだが、ここ数年は背景が藪ではなくて倒木になっていることが多い。
山の保水力がなくなって、川がすぐに増水するようになり、一昨年は淀川の河川敷が水に浸かることになった。ゴルフ場も水に浸かり、そのまま廃業した所もあったようで、この冬は、荒れ地となったそこのネズミを狙ってコミミズクが大量に越冬しに来てた。あのコミミズク株の大暴落は増えすぎたシカのおかげなのである。
個人的には他にも困ったことがある。
シカはヤマビルを運ぶ。ここ数年、やたらヤマビルも増えている。それでも数年前は477号線より北にしかいなかったが、もう天ヶ岳を超えている。
近所に警察の馬の厩舎がある。その付近にも鹿がいる。馬と鹿がいるわけだから、類は友を呼ぶようで、馬鹿も増えている。そのひとつが野良猫に餌付けする馬鹿だ。藪がなくなって、野良猫に餌付けする馬鹿がいるために、この厩舎あたりでは、越冬する「地べた鳥」、トラツグミやルリビタキがいくらでもおったのに、最近は年を越す頃には、ほとんど見られない。
そんなわけで、鹿を見ると脅かすようにしてる。立ち回り先の山々をシカ共に安心して暮らせる場所だと思わせてはいけない。
そんなシカに食い荒らされ、ほとんどシダ類しか生えてないような場所でも、今の時期はしょぼしょぼと草が生えてきており、数ミリの花が咲いている。
名前は調べてない。
そんな花をツマキチョウも訪れていた。
今日もウグイス、Cettia diphone。このところ、最もよく鳴いてるのがキビタキで、次がオオルリという感じで、ウグイスはたまに聞こえる程度なのだが、やたらと出てくる。繁殖のステップの差なんだろうか。
ノジコ、Emberiza sulphurata。昨日の帰る間際に見かけて、今日はもういないと思っていたけど、まだ、いらした。今日も行ったってことは、ひょっとしたらと思ったからだけど。違う個体に入れ替わったのかもしらんが。
アオバト、Treron sieboldii。高いエノキの樹上。
ウグイス、Cettia diphone。
オオルリ、Cyanoptila cyanomelana。すぐ近いとこに来たけど茂みの向こう。
オオルリの♀もいてた。
ホオジロ、Emberiza cioides。コミミズクを見てた時とか、うじゃうじゃいても撮らなかったのに、1羽で出てくると撮ってしまう。
ノジコ、Emberiza sulphurata。
ニホンカワトンボ。
ホソミオツネントンボ。
よくクロイトトンボがおるとこにおったけど、それにしてはでかすぎる。オオイトトンボじゃろか。
サラサヤンマが羽化してたのを2カ所で見かけたが、けっこう遅い時間にも見られるようだ。
キジ、Phasianus versicolor。
イカルチドリ、Charadrius placidus。22日の昼過ぎにまだ孵化してなかったが、その日の午後と翌日に孵化したらしい。
ウグイス、Cettia diphone。
センダイムシクイ、Phylloscopus occipitalis。あまり鳴いてないなと思ったら、ペアで藪を物色してた。
キビタキ、Ficedula narcissina。
オオルリ、Cyanoptila cyanomelana。3月のうちに来てて、コマドリを見てる時にもよく鳴いてたし、ちょいちょい見るのだが、夏中おるもんより期間限定品を優先したんで撮ってなかった。
キセキレイ、Motacilla cinerea。
トラフシジミ。
スジグロシロチョウ。
DNA分析せんとどっちかわからんらしいが、以前にこのあたりで撮った、透明翅のはアサヒナカワトンボっぽかったんで。
田んぼの上を赤トンボが飛んでた。遠いし、マニュアル・フォーカスでしか撮れんので、ピントは甘いんだけど、ウスバキトンボに見える。でも、日本の冬は越せないはずじゃなかったんでは?
羽化直後らしいのがへろへろ飛んで樹上に留まった。写真じゃわからんけど、去年もこの時期ここらでヒメクロサナエが羽化してたんで、同じだろう。
ホソミオツネントンボ。越冬組だけど、ここんとこの陽気でようやく見かけるようになった。
アジアイトトンボ。
アオモンイトトンボ。
どっちかだと思ったが、何か違う。
クロイトトンボ。
ヨツボシトンボ。
ヨツボシトンボより一回り以上大きいし、眼がくっついてるんでヤンマ、ヤマトンボの類か。この後、飛んでったんで、この角度しか撮ってなく、調べるのも難儀だけど、クロスジギンヤンマか。
ミヤマセセリ。別に珍しい蝶ではないのだけれど、近所で見られるのは今の時期だけ。なので、同じように、珍しくはないが期間限定のコマドリやノビタキを身に行くみたいなもんで、見たら撮ってる。
これからフツーに見られるのも現れてる。
ナミアゲハ。
アオスジアゲハ。
ヒメウラナミジャノメ。
イカルチドリ、Charadrius placidus。先日、抱卵してたペア。まだ孵化してない。今日、見上げずに撮れたトリはこれだけ。
サンショウクイ、Pericrocotus divaricatus。やっぱり平地で撮ると無理がある。繁殖地もそう遠くはないんだし、そっちで撮ればいいようなものの、今年も来たかと思うと撮ってしまう。
アカハラ、Turdus chrysolaus。この冬は越冬してたのもおったが、本来は今時のトリ。
コサメビタキ、Muscicapa dauurica。
キビタキ、Ficedula narcissina。
ウグイス、Cettia diphone。よう鳴いとる。
センダイムシクイ、Phylloscopus occipitalis。よう鳴いとる。そういや、今日、今年初めてツツドリとタゴガエルの声を聞いた。
コマドリ、Erithacus akahige。鳴いとったんで気付いたが、暗い。尻尾を上げたとこを撮ったのは、皆、尻尾が半透明になってた。
イソヒヨドリ、Monticola solitarius。街中で鳴いとった。
アオジ、Emberiza spodocephala。山麓では増えてる。平地におったのが帰る途中に寄ってたのか。
今日見た4組のイカルチドリ、Charadrius placidus。
今日見た中で最上流のは子連れ。
その下流におった別のイカルチドリ一家。こっちは抱卵中。
さらに下流におった別のイカルチドリのペア。
ペアの片方が、ガス漏れ警報か、形態のバッテッリー残量警報か、という感じでひたすら鳴きながら、上空を上下しつつ旋回して飛行。普通に考えればディスプレイ・フライトだろうけど、イカルチドリがするとは知らんかった。
で、地上に降りた後に、この姿勢。このペアはこれから繁殖のようだ。
さらに下流におったイカルチドリのペアは、コチドリを追いかけまわしてた。
追いかけられてるコチドリは偽傷するのだが、イカルチドリは深追いしないし、コチドリも他には逃げずに戻って来て、また、イカルチドリが追いかける、の繰り返し。
ということは、コチドリがこのあたりで繁殖していて、そこにこのイカルチドリのペアがやってきて、自分らの巣を作ろうとしてる、ということなのだろうか。
昼頃から雨が止んできたので、昨日の続き。昨日に行こうと思っていたけど、途中で時間切れになった河原。
イカルチドリ、Charadrius placidus。1.5kmの間に4ペアがいて、ようけ撮ったんで別エントリ−にまとめた。。
コチドリ、Charadrius dubius。擬傷中。得意の怪我したフリで枕元にはお花まで。
カワセミ、Alcedo atthis。この時期はカワセミもカラシナの花に留まるんかと見てたら、ホバリングしたバックがちょうど堤防の法面のグリーンだったんで、撮ってみた。
ツバメ、Hirundo rustica。止んだ雨が、また少し降り出したけど、かまわずに泥集め。
ノビタキ、Saxicola torquata。昨日と同じとこにおった。
またノビタキのフライングキャッチを撮ろうとしたんじゃなくて、留まってるのを撮るつもりが、その瞬間に向こうが飛んだだけの、いわば失敗写真。
ハクセキレイ、Motacilla alba。過眼線がないので、むしろホオジロハクセキレイMotacilla alba leucopsisの方か。
お相手は普通のハクセキレイ、Motacilla alba lugensのようだ。子供はどっちゃになるんかわからんけど、亜種の違いなんて、そんなもんだろ。
ホオアカ、Emberiza fucata。昨日と同じとこにおった。
ウグイス、Cettia diphone。よく鳴いてた。ちらっと出てきた。
ヤブサメ、Urosphena squameiceps。あっちゃこっちゃでよく鳴いてる。昨日とは別の山だけど、こっちゃでも出てきた。
センダイムシクイ、Phylloscopus occipitalis。よく鳴いてた。ちらっと出てきた。
クロツグミ、Turdus cardis。今日見たのは、しっかり黒い。
ノビタキ、Saxicola torquata。先日来、♂ばっかり撮ってたんで、帰りに♀も撮ってみた。
キビタキ、Ficedula narcissina。
ホオアカ、Emberiza fucata。ノビタキを撮ろうとしたら近所におった、名残のエンベリザ。
クロジ、Emberiza variabilis。まだいた、やっぱり名残のエンベリザ。
ここんとこの、春・夏のトリを見たついでに撮ってみた野良花。
今日、山麓の道を歩いてた土竜。
このあたりにいるコウベモグラよりはるかに小さいし、素早いし、たぶんヒミズだろう。ところが、望遠レンズのまま、後ろに下がって撮ったものの、肝心の鼻先は落ちた枝に隠れ、尻尾は途中でフレームアウト。
ヤブサメ、Urosphena squameiceps。先週くらいから、よく鳴いてたけど、やっとお目にかかった。
ミソサザイ、Troglodytes troglodytes。まだ、囀ってる時間が短く、シャターを切ったら鳴き止んでる。でも他に撮ったのが寂しいんで載せとこ。
コマドリ、Erithacus akahige。3羽見かけたうち撮らせていただいたのは、彩度の低いの1羽だけ。気温の上がる日がないうちにコマドリシーズンも後半。
クロツグミ、Turdus cardis。まだ若いのか、色が薄い。
こっちゃは♀のクロツグミだろう。
ツグミ、Turdus naumanni。まだいる、というかシロハラもようけおって、紛らわしい。
ノビタキ、Saxicola torquata。先日に一応撮ってるので、今日は、もうちょい近いのと、フライングキャッチをと企んでたのだが。
今日のノビタキは、あまり上に飛んでフライングキャッチをしてくれず、水面低くを飛ぶことが多くて、撮りにくい。
ノビタキを見てたらジシギの類がおった。ジシギの類はようわからんし、葉っぱの中なので見なかったことにしようかと思ったけど、ノビタキよりも近いところでウロウロしとるんで、撮った。昨年もこの時期に、やや下流で見てるチュウジシギ、Gallinago megalaじゃろ。
カワガラス、Cinclus pallasii。一昨日の親子。
ノビタキ、Saxicola torquata。昨日、雨の中を買い物に行った際に見かけたんで、今日、雨の合間に見に行ったら、まだいた。
ノビタキを見てたら、アイガモか何かの交雑種の親子連れがウロウロしていて、それを見ていると思った散歩の人が寄ってきて、ノビタキは対岸に行ったきり。
エナガ、Aegithalos caudatus。
センダイムシクイ、Phylloscopus occipitalis。ここんとこよく鳴いてる。一斉に春夏モノが入ったけど、1日1種づつしか撮ってない。
ルリビタキ、Tarsiger cyanurus。まだいる冬モノ、というか、もっと遠いとこで越冬してたのが帰りがけに寄ったのかも。
キセキレイ、Motacilla cinerea。2羽でうろうろしてる。
18切符の最終日なので、雨だけど、残ってる1回分の消化に、3月に行き損ねた海辺に出かけた。写真は撮れないだろうけど、この時期はどうか見るだけに。
行ったら、雨の中、三脚を立てて覗いてる人がいるんで、何事かと思ったら測量のおっちゃんだった。(測量設計の会社の人が鳥を撮ってたという意味ではなく、測量をしていた人がいた。)
写真にはならんけど、メモ代わりに四阿の屋根の下でと、わずかの雨の合間に少しだけは撮ってみた。
ウミアイサ、Mergus serrator。まだいた。こんな日に限って、いつもより近い。
カモの類が上を向くというのは。たいてい求愛ディスプレーだが。今日はダメだけど、この時期に来れば見られるのがわかったのは収穫。
ミヤコドリ、Haematopus ostralegus。
ハマシギ、Calidris alpina。やや腹黒くなってる。
ユリカモメ、Larus ridibundus。そういやこの冬撮ってない、というか近所のは撮りたくないので、頭の黒いのを。
カモメ、Larus canus。先月の海辺ではウミネコの中から探すのが面倒だったので撮ってなかった。
セグロカモメ、Larus argentatus。先月の海辺では、ウミネコより黒いのを選んで撮ってたんで、こっちは撮ってなかった。
キンクロハジロ、Aythya fuligula。♀だけの群れの中に、白斑付きのがいた。
イカルチドリ、Charadrius placidusの一家。
ヤマガラ、Parus varius。
ツバメ、Hirundo rustica。ここんとこ毎日撮ってるけど、シャターをあんまり押せなくて寂しいもんで、近所のツバメを撮ってる。
キビタキ、Ficedula narcissina。春は名のみの風の寒さの中で水浴び。
ダイサギ、Ardea alba。これも夏モノ、というか夏モノの方のダイサギだろう。
カワセミ、Alcedo atthis。お山の谷川の苔むした倒木の上で橙色のが動いてるんで、一瞬だけ喜んだけど、カワセミだった。
一昨年の台風時の増水で土が露出した崖があるんで巣穴でも掘ってるんだろ。
ツバメ、Hirundo rustica。留まってる方が撮りやすい。尻尾上げてるのはお誘いか。
コマドリ、Erithacus akahige。昼頃、陽が差してきたけど、気温も低いし、おっても出てこんかなと思いつつ、一応、見には行った。カワセミにガッカリさせられ、やっぱりあかんかと帰ろうとした時に、やっと1羽だけ見かけた。
カワアイサ、Mergus merganser。まだいた。♀ばかり4羽。♀の方がゆっくりしてるんで、そんなもんかな、と思ったけど、カモの類は徒党を組んで渡るんじゃなかったっけ?
イカルチドリ、Charadrius placidus。
6本足のイカルチドリ。
8本足のイカルチドリ。
6本足や8本足のイカルチドリというのは、孵化して数日のヒナが親の下におるだけで、そのヒナ。
ツバメ、Hirundo rustica。
コムクドリ、Sturnus philippensis。今日の天気じゃ上の方におるのはあかん。
スズメ、Passer montanus。
雨の合間に買い物。で、ついでにノビタキでもおらんかと上流の方にいったけど、ノビタキより大きいのが、杭の先に留まったり、地べたに降りて餌を採ったりしとった。
コチドリ、Charadrius dubius。
イソシギ、Actitis hypoleucos。
サシバ、Butastur indicus。団体さんがおった。お前はノスリか、という感じで田んぼ、まだ田んぼにはなっとらんけど、をウロウロしてた。
サシバらしい行動をされても、降りそうな天気じゃ撮れんのだが。
用事で出かけたついで。えらいええ天気なので、用事を明日にして、今日はお山にでも行った方が良かった。帰りの電車では、そろそろ終了なんで例の途中駅で降りようかと思ったけど、雲行きが怪しかったのでやめ。
カンムリカイツブリ、Podiceps cristatus。冬羽のと夏羽のがおった。
チョウゲンボウ、Falco tinnunculus。トカゲの類を見たのは今年初めて。
モズ、Lanius bucephalus。
ツリスガラ、Remiz pendulinus。数日前まではようけおったけどもう抜けた、と出会った人が言ってたけど、鳴いとるんで、そこらを見たら2・3羽だけおった。
オオジュリン、Emberiza schoeniclus。頭の黒いのもおったけど、撮れるとこには来ん。
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