今年のトンボ(2016年)
今年撮ったトンボ。昨年に行った時にはおったのが、今年は見られんというのがあって、昨年より少ないと思ってた。けれど、まとめてみたら、なぜか昨年より多かった。
今年の夏はトリさんに関しては、例年同じとこに行ったり、どこに何がおると聞いて見に行くというのも、モヒトツおもろないということで、新規の場所を開拓というか、以前に行ったことはあるが違う時期に行ったりしてたのだが、トリはおったけど声ばかりで姿が見られんというのが多かった。でも、ここにこんなのがおったんかとトンボだけ撮ってきたというケースがだいぶあって、それが増えた理由か。
モートンイトトンボは、昨年も一昨年も行って、ピロロローンという声だけ聞いたたとこにいた。いた湿地の道路の反対側には笹藪があり、ここにゴイシシジミがいるんで、昨年までは現れるかと見ながら弁当を食ってたんだけど、今年はあまり気にせずにいたら、足許にモートンイトトンボがおるのに気付いた。
マルタンヤンマは裏山の池に「昔は採った」という話を聞いてたのだが、夕方の買い物ついでに何んぞ黄昏飛翔しとるかと見に行ったら、今でもおった。昨年も行った南の池にもおった。それで満足してしまって、カトリ君を探さなかったんで、今年は撮ってない。この池は、それまで撮ったことはあるが不満足、というのによく遭遇する。
昨年はサナエちゃんが手薄だったので、今年は、と思ってたにもかかわらず、昨年会えてない春のサナエちゃんはもちろん、クロサナエにも会えず。オジロサナエも近所に確実におるとこにはあるんだけど、トリもおらんとこより、どこかで会えるかと思ってたら、シーズンが終わってた。
それでも、上流部に行かずともミヤマサナエがおったり、久々にヒメサナエにも逢えた。モイワサナエはアカショウビン、ジュウイチ、ヤマセミの声だけ聞いたとこにおった。周辺に飛んでたウスバシロチョウを追ってたら気付かなかったとこだが、声の主を探しに行ったとこにおった。
今もって正体不明なのが、裏山の湿地におったエゾトンボの類。今年はタカネトンボの産卵はよく見たので、そうじゃないことは確か。薄暗いのでどうにも止まって写らんかったけど、産卵弁が長く見えるんで、ひょっとしたらとは思うんだが、確かじゃないんでここには入れていない。
オオキトンボは久しぶりに行ったため池にいた。この池は水を干す頃になると、いろんな水鳥が来るのだが、今年は、時期的にまだ早かったのか、これというトリはおらんかった。ちょい早かったのは、ここにオオキトンボがいると聞いてたんで、いるうちにと思ったから。ところが行った時刻が遅かったためか、留まったままで、たまに移動するだけ。
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