今年の野良鳥(2016年)
今年は、撮ったトリの種類がついに120を切ってしまった。2011年より毎年減ってる、毎年撮ってたけど、今年撮ってないのに何がいるかなと見てみたら、カワセミ、ムギマキ、ミヤマホオジロ、ベニマシコ、シロチドリ、ハマシギというあたりで、それだけ出無精だったようだ。カワセミやベニマシコなら、今日ちょっと出れば撮れるんだろうけど、近所の公園とかにゃ年中カワセミを撮ってる人もおるんで、かえって、今年は撮らなかったいう方が面白いかも知れん。冬鳥の場合には、昨冬は昨年の内に撮ってて、この冬には年が明けたら撮るだろうし、撮らんかったという感覚がないけど。
1月は、まだ大賑わいの河川敷の他に、琵琶湖周辺や伊勢湾とかにも出かけていた。そんななかで、数年ぶりに出逢ったヘラサギ。数年前は繁殖羽になりつつある♂と2羽いたし、その前年は4羽いたと思う。今年は芦の影で1羽が寂しく採餌中。それを1人寂しく見ていた。
2月になるともう出無精で、トリの記事は2件だけしかない。それも近所ばかり。用事のついでに寄った市街地の公園で、えらい近くに寄ってきたトラツグミ。
3月は最初の記事が23日という状態、なぜか3月には、2012年のウミアイサ、2013年のコクガン、2015年のクロサギと海辺のトリをまとめに載せてる。それで今年はシノリガモ。初めて撮った2009年こそ八戸の海岸で、風吹の合間に1人寂しく撮ったけど、海のカモにしては海岸近くで見られるんで、海岸にシノリガモを見に行くのが早春の恒例行事になってて、今年は3人連れ。
4月は近所ばかりだけど、さすがにこの時期は何なとトリの方がやってくるし、猟期も終わって山にも行きやすくなる。そんな中で留鳥を載せるのもナンだけど、背景の散りかけの山桜が季節モノ。
5月から蝶々トンボばかり載せてる。近所で見られるのはフツーの夏鳥ばかりで、ちょっと出かければ何なとはいるんだろうけど、人の多いとこは避けてると、トリは声を聞くだけで撮れるのは蝶々トンボということになってしまった。なんで、近所じゃ季節モノのキアシシギ。
6月もあいかわらず、トリは声だけ、撮れるのは蝶々トンボという状態。新規開拓ということで、ちょっと奥山に行ったりしても近所にフツーにおるアカゲラくらいしか撮れんという状態。もはや季節感というてられん。でもトリ撮りの人は来ないだろうという山道で知った人に会うことがあった。向こうさんも近場にこれといったもんがおらんので新規開拓に来ていたらしい。
7月も、お友達のお嬢さんから、全然トリを載せてないけど、どこにも行ってないんかと電話で叱られる状態。でも蝶々トンボでもシャターは切ってるし、マルタンヤンマが撮れたとか、飛翔を撮ろうと悪戦苦闘したりで、なーんも撮ってないという実感がない。とりあえずフツーの夏鳥も撮ってるんで、その中からキビタキ。
8月もトンボの日々。別にトリよりトンボというわけでもないのだが、毎年の夏鳥よりも、これまであまり撮ってないのの方が変わり映えはするというのはある。買い物ついでに裏山の池で飛んでるトンボを見ていたら、その上空にいたサシバ。まだ渡りの時期には早いと思うが、親元を離れた幼鳥だろうが、暫時、裏山に滞在。
そろそろ秋の渡りかと近所の山麓に行ってみたら、一昨年に出来たばかりの池で、オオルリボシヤンマにタカネトンボにネキトンボが産卵しとる。おかげでトンボモードに逆戻り。今年の裏山のトケンは8月にはもう来てたのだが、灰か赤かはっきりせんツツドリも、9月にもまだ滞在していて、ちょいちょい出て来た。
10月は出無精ながらも、毎年恒例の「四野」を見にお出かけ。でもゴマもジコもスリも撮れず、撮れたのはノビタキだけ。でも串刺しフランクフルトみたいなガマに留まってたのが気に入った。ゴマもジコももううちょい探せばいいんだろうけど、今年もオナガアカネを見たんで、ひょっとしたらイソもおらんかとそっちが気になってしまった。
今年は夏鳥はサボっていたけど、毎年のことながら、飽きもせずに近所のお山に見に行くのは4月のコマドリと11月のクロジ。珍しいトリではないけど、季節が変わったと実感できる。ともに背景がサッパリで暗くて止まらんので歩留まりが悪いので、回数行ってしまうことになる。ついでにクロジを待ってると現れるルリビタキとミソサザイのヘビーローテーション。
12月も山のクロジと川のカワアイサのヘビーローテーション。出かけたのは湖北くらいだが、1月には飛ぶとこが見られんかったオオワシがその埋め合わせに何度か飛んでくれたのはいいんだけど、コースの読みが甘くてモヒトツの状態。なので、飛んでくれんかったけど、コハクチョウ。
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