昨日・今日のトンボとか(8/21・22)
昨日の温泉のついでと、今日の買い物ついでの裏山の新しい方の池。
昨日の温泉は死んだ蜂が知られているが、実はうちのあたりじゃ見られないトンボが生息しているらしい。図鑑によると6・7月に多いらしいが「9月まで見られる」というんでまだおるだろと、温泉の前に見に行ってみた。
山ひとつ越えた池の生息してるというヨシのあたりに行くも、その手前にゃ雑草がボウボウ。本当に「草の根を分けて」探すことに。
とりあえずは、ヨシの根元に見つかったヒヌマイトトンボ。ピーカンの天気でヨシの根元なのでマダラに陽は当たるし、ヨシの隙間からかろうじて見えるだけだし、手前のヨシをかきわけたりフォーカスを合わせてると、どっかに行ってしまうしで、まともに撮らせてくれん。腹部の色が違って見えるのは陽がマダラに当たってるせいで強調されてる。
♀のヒヌマイトトンボもいた。まだ未熟なので、成熟したのもいるだろうと探すが見つかったのはご遺体だけ。食われた形跡がないんで自然死したのが、蜘蛛の糸にでも引っかかって水面に落ちずに浮いてたようだ。
2時間ほどだったけど、とりあえずは♂も♀も見たし、有線放送では農作業をしている人向けか熱中症への注意を呼びかけてるしで、切り上げることにした。
そう気軽に行けるとこじゃないけど、後で温泉とビールが待ってると思うと、再度、それももっと多くいる時期に来ればいいし。
アオモンイトトンボもいた。ヒヌマイトトンボを食うらしい。
ヨシの上の方にいた青いの。たぶんセスジイトトンボなんだろうけど、やたらに青色が濃い。
同じ池にいた別個体のセスジイトトンボだけど、やや濃いめ。
そして今日の分。
タイワンウチワヤンマ。裏山の池で見るのは初めて。生息域を拡大しとるんか、たまたま来ただけかは不明。
リスアカネ。
ヒメアカネの♂と♀。新しい方の池というより、公園のしょぼい池にいた。
「とか」の青いハチ。ルリモンハナバチだろうか。都道府県のレッドデータブックだと1970年代から2013年まで記録がなく、2014年になって再発見されたそうだが、今はフツーにおるんだろうか。
Commentaires
絶滅寸前の珍しいトンボを撮影されたそうで、おめでとうございます。それも温泉付きとはうらやましい限りです。タイワンウチワヤンマは淀川にもかなりいるようで、やはり温暖化の影響でしょうね。
Rédigé par: 池内 健 | 22/08/2017 23:07
「温泉付きのトンボ」というより、「トンボ付きの温泉」でして、2時間ちょいであきらめたのも、温泉と冷えたビールは、撮れんでも、来年も行く価値があると思ったからです。
タイワンウチワやヤンマは太平洋沿いに東にと生息域を拡大してるようですが、あまり内陸部には進出してないようですので、はてさて、裏山にも定着するのかどうか。
Rédigé par: 南郷力丸 | 23/08/2017 19:30