今年のトンボ(2017年)
うちのあたりで近所でごく普通に見られるトリというのは年に100種類くらいだろう。たぶん、たいていのとここで似たようなもんだと思う。その中には、あまり興味のないのもいるだろうし、それには飽き足らずに、他の環境に行ったり、あまり見つからんのを探したりするわけで、トリの場合、100というのはスタートといっていいと思う。
今、使っているトンボの図鑑は、「近畿のトンボ図鑑」というので記載されているのは103種、そのうち9種は迷入種、また1種はここ数年確認されてないらしい、つまり、近畿地方じゃ100種はほとんどゴールということになる。
さて、昨年までで撮ったトンボが83種類、見ただけで撮れてないのが4種、ただし、それぞれ1種は迷入種だけど。そうなると、迷入種を除いた93種に向けて、今年は、偶然に見かけたトンボを撮るだけでななく、今まで見てないトンボを今年は見てみようという気になった。
今年に初撮りのトンボは、クリックする大きな画像が出るようにしてある。
今まで見てないトンボにオグマサナエとタベサナエがある。そんなに見つからんもんでもないようだけど、近所にゃいない。そして、この2種がいるようなとこと時期には、近所にもおるようなトリしかいないんで、遭遇することがなかった。
それでいそうなとこを聞いて行ってみたら、オグマサナエだけ見られた。
タベサナエは来年かと思ってたら、6月になって他の目的で行ったとこのついでに除いた池で、偶然にタベサナエも見かけた。♀だけだったけど、おるとこがわかれば、♂も来年には何とかなるだろう。
7月には、グンバイトンボはこういうとこにおるんじゃないか、と出かけたのだが、目的地に着く前に覗いた水路にいた。ちょっといそうな環境じゃなかったし、もっといそうな目的地にはいなかった。トリでもよくあることだけど。
一昨年に初めて行った池があり、近所と水系が違っていて、見たことはあるが、そうは逢えないトンボが普通にいるんで、昨年も行った。今年は3年目にして、ネアカヨシヤンマに初遭遇した。
絶滅危惧種になると、近所におるもん以外はそう簡単に、偶然に遭遇ということはないけれど、逆に産地が有名になっている。
8月にはヒヌマイトトンボの有名な産地に行ってみた。時期的にだいぶ遅かったし、おらんかっても温泉に行ったと思えばいいと出かけたら、♂、♀それぞれ残っていた。
10月には、マダラナニワトンボの有名な産地に。20年ほど前に、全く別の用件で行ったとこの近所だったけど、当時はあったバス路線がなく、朝に駅行きの、夕方に駅からのコミュニティバスがあるだけ。なので知人の車に便乗して行ったのだが、私もその彼も初遭遇というシオカラトンボの♂色の♀というオマケ付きだった。
以上の初遭遇6種の他は以下の72種、といっても、この大きさじゃわからんか。
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