あいかわらず、用事のついでに撮った近所のトリ。

アメリカヒドリ、
Anas americanaが陸、というか中州に上がってた。


カワアイサ、
Mergus merganser。やっぱり、ほとんど繁殖羽の♂の成鳥を撮ってしまう。

アタマの茶色いカワアイサも、ここまで雨覆いが白っぽいと♂だとわかりやすい。

飛んでるカワアイサ。

公園のハイタカ、
Accipiter nisus。しばらくタカは遠い逆光しかお目にかかっとらん。



ツグミ、
Turdus naumanni。基亜種の方のハチジョウツグミ。
絵がツマランので、何ぞ書いとくかと、なんで「ハチジョウ」ちゅうんかチェックした話、だけど、どうも不明らしい。八丈島で捕獲されたなんて説もあったけど、そんなめずらしいわけでもなく、全国で見られるのに、それはおかしいとすぐにわかる。
さて「八丈島」の由来はというと織物の「八丈」の産地だからだそうだ。「八丈」といえば「城木屋お駒」である。お駒は八丈島に遠島になったわけではなく、鈴ヶ森で打ち首にされる際に「八丈」を着てたわけである。ハチジョウツグミの名前は江戸時代中期にはあったようで、当時「八丈」といえば、まず地名よりも織物だったんじゃないか。今でこそ「八丈」は黄八丈が代表的だけど、当時は鳶色が主だったとか。
この江戸時代の錦絵のお駒の「八丈」なんか遠目にはハチジョウツグミっぽい。それで「ハチジョウツグミ」なんだなと、勝手に納得してしまった。


こっちは亜種ツグミ。Wikipediaには、ツグミとハチジョウツグミが亜種じゃなくて別種となったような記述があるけれど、出典をチェックすると、イギリスでそういう提案がされてるだけみたい。繁殖地で生殖隔離があるというのが理由のようだけど、日本じゃやたらと中間型が見られるんで、ほんまかいなと思うし、今時なら当然のDHA解析結果について記述がない。なので、ここは目録7版どおりの亜種のままにしておく。



オジロビタキ、
Ficedula albicilla。なぜか亜種を気にする人が多いのだが。ここはここは目録7版で検討中だったので、単にオジロビタキにしておく。それよりも公園の中なので餌付けされかねないんで、それより前にと、今度のバスで行く、西でも東でも、と行ってきた。
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