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30/12/2020

今年のトンボ(2020年)

 今年のトンボは81種見かけたけれど、5種はまともに撮れてはいない。人の多いところは避けたり、長い梅雨や猛暑には出かけていないので、例年よりは少ないはずなんだけど、ちょっと時間が空いた時にでも近所にいて見られのがかなりいるわけで、特に探さなくても何かのついでに出逢うのも含めれば、不調でもこのあたりの數にはおちつく。
 その都度載せてたんで、それぞれえらい小さい画像にしてる。でも私的に「今年のハイライト」という画像を少しセレクトして、クリックしたら大きな絵が出るようにしてみた。
カワトンボ科・アオイトトンボ科 カワトンボ科とアオイトトンボ科は、ほぼ例年通りだけど、オツネントンボは人の多いところを通らないと行けない所でしか見たことなく、また新たに遭遇することもなく、出逢ってない。
グンバイトンボ これまで数度、グンバイトンボを見に行ったけど、見かけることも少なく、まともに撮ってないのが脚のグンバイを拡げて威嚇するシーンがある。今年はたまたま行った日に、水量がやや多く、産卵に適した場所が狭かったので見られた。単に威嚇だけではなく、掴み合いになってるのもいた。
イトトンボ科 イトトンボ科では、近所にいないヒヌマイトトンボが見られず、そこらにフツーにおる他の面々はひととおり見かけている。
ムカシトンボ・ムカシヤンマ・オニヤンマ ムカシトンボは、昨年撮った場所で材木の伐り出しを行ってたし、他で見かけたのも飛び回ってて撮れそうに無かった。ムカシヤンマはサンコウチョウでもおらんかと近所の低山に行くと付きもの。オニヤンマは、産卵を見かけたのがえらい遅い時期だった。
ヤンマ科 夏のヤンマシーズンは長梅雨や猛暑で出かけることが少なく不調で、結局、ぶら下がりは撮りに行けず。なのでネアカヨシヤンマは見られず、マルタンヤンマやカトリヤンマは飛んでるのを見ただけ、ヤブヤンマも産卵に来てた♀を見ただけ。
アオヤンマ アオヤンマ アオヤンマは近所にもおるんで、見かけないということはないのだけれど、抽水植物の間を縫って飛ぶんで、どこかにぶら下がってくれないと撮りにくかった。茂みの中や高い樹上で交尾や産卵をするし、それも撮れなかった。ところが今年は、ちょうど撮りやすいように鹿が抽水植物を食い残した関係で、梅雨に入る前にそこらを一通り撮れた。。
サナエトンボ科 サナエトンボ科では、近所にいるはずのホンサナエやクロサナエに出逢わなかった。近所にいないナゴヤサナエは、出かけずに今年もおあずけ。
ヒラサナエ ヒラサナエ 数年前に♀だけ見かけ、その後ご無沙汰だったヒラサナエは、その場所が裏山の奥ということで、人の多いところを避けるのにも都合良く、捜索に行ってやっと♂に遭遇。どうも以前ろ比べると湿地内の水流が微妙に変わっていたようだ。
ヤマトンボ科・エゾトンボ科 ヤマトンボ科では、昨年に見ただけだったキイロヤマトンボを撮ろうとするも、♂はやはり見ただけで撮れたのは♀だけ、エゾトンボ科は、全般に不調。
コヤマトンボ ヤマトンボ科は、♂はパトロール中を見ることが多いものの、♀は捕食中かぶら下がりを見ることが多く、飛行中は撮れなかったが、産卵していたわけでもないが、コヤマトンボの♀が水上を飛行しているところが撮れた。
トンボ科 トンボ科は例年通り、近所におるのにひととおり遭遇。
シオカラトンボ 交尾しているのを見かけたシオカラトンボの♀が♂色のように見えたのだけど、留まってた場所が悪くて、撮れる角度が限られていたのが残念。
アカネ属 トンボ科のうちアカネ属は、何か例年と違う感じで、いつもいる所で見ないのに、思わぬ所でで見かけるということが多かった。秋の渡り鳥を見に行く湿地で必ず見られたコノシメトンボが見られずに、オオキトンボのついでに見られたり、そこで必ず撮れたタイリクアカネが撮れずに、ナニワトンボのついでに見かけたり。裏山の池のマイコアカネも、これまでは成熟途中の林内で出逢う方が多かったのに、秋も深まってから水辺で見かけたり。結果的には例年並みにはなってる。
コノシメトンボ キトンボ 例年と違った場所で遭遇しているということで、例年は環境のせいで見通せなかったりし、まともに撮れなかったコノシメトンボやキトンボの交尾が、違う場所で遭遇したので撮っている。

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