今週のトンボ(5/20〜23)
久々の晴。ごく普通の夏鳥もまだ見てないので林道と思ったけど、雨の後で足許も悪く、滑落しちゃ偶然通った人の迷惑になりかねんので、数年前からよく行ってる川に。
この川は流れてきた土砂がたまって草が生え、普段の流れは細くて、いわば疑似氾濫原状態で、この時期には絶滅危惧種のトンボ4種がレギュラーだった。ところが、この冬に底の土砂も水草も除去されて、どうなってるか気になったので。
他に雨の合間の買い物ついでに見たトンボ。
この川は流れてきた土砂がたまって草が生え、普段の流れは細くて、いわば疑似氾濫原状態で、この時期には絶滅危惧種のトンボ4種がレギュラーだった。ところが、この冬に底の土砂も水草も除去されて、どうなってるか気になったので。
他に雨の合間の買い物ついでに見たトンボ。
絶滅危惧種4種のうち、アオハダトンボはいた。
絶滅危惧種4種のうち、最も気になってたグンバイトンボ。この川には4桁の数はいたと思うし、集団産卵や威嚇ポーズなんかも見られたんだけど、かろうじて残った草に数匹がいただけ。羽化まもないようで、♂も♀のような色合い。
これは、昨日の裏山の池。今年初認のベニイトトンボ。
裏山の池のキイトトンボ。
今日の川の絶滅危惧種4種のうちタベサナエは、今年すでに確認済み。
絶滅危惧種4種のうち……と思ったけど、横から見ないとわからん。この川にはキイロサアエの方が多いんで、たぶん。
行く前に寄り道した川辺にいたアオサナエ。
裏山の池のハッチョウトンボ。赤くなってる。
Commentaires
これと同じようなことが繰り返されて自然が失われ、生物が絶滅してきたのでしょうね。一方、過疎になったところも多いので、そんなところでも自然が復活することを願います。
Rédigé par: Ken Ikeuchi | 24/05/2021 20:53
この川は、両側がコンクリートブロックの擁壁になってるように、数十年前に大規模な工事が行われたんでしょうし、各種のトンボが増えたのも上流が休耕田になってからでしょうし、元に戻っただけで年数がたてば昨年のような状況に戻る可能性はありますね。
そういや、オオルリボシヤンマやヤブヤンマ、タカネトンボの産卵を見に行ってる池も出来て10年たってません。
一方で、グンバイトンボやキイロサナエのおった本来の氾濫原は、サッカーの「二軍戦」やひっそりと聖火リレーをやる程度のスタジアムが出来て、もうないわけですし、復元もかなわないわけで、まだこの川はましなのかも知れません。
Rédigé par: 南郷力丸 | 31/05/2021 00:32