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27/04/2026

今日のトンボとか(4月27日)

 昨日は、たまの日曜サンデーというのに、どこにも出ずに用事をこなしていて、その代わりというわけではないが、今日は午前中に用事で出掛けた帰り、お昼を買ってバスを乗り越し、金曜のフォローに裏山の池。
カキツバタ 2日見ない間に白いカキツバタが満開。
アジアイトトンボ
アジアイトトンボ 見つけにくくなったアジアイトトンボだけど、同じ池でも周囲の水深が浅くてアオモンイトトンボがいないあたりだと、そこそこ見つかるようだ。橙色の♀は尻尾から色が熟してきている。
フタスジサナエ
フタスジサナエ そこそこ熟して水辺に戻ってきたフタスジサナエも何匹かいる。尻尾の先を曲げてホバリングという産卵体制の♀もいたが、上下していないんで産卵してるわけではなさそう。
トラフトンボ
トラフトンボ トラフトンボの飛行。金曜は夕方で陽が低かったため、眼の緑がはっきりせんかったけど、今日はまだマシ。
ハッチョウトンボ ハッチョウトンボが羽化してた。4月に初認というのはもう珍しくはない。
ハッチョウトンボ やはり羽化したばかりのハッチョウトンボの別個体。傍にヨツボシトンボが留まったので、深度合成用にとっては見たものの、葉っぱのボケようが違いすぎてあきらめ。
カイツブリ トラフトンボを見てたら、前をカイツブリが2羽通過。両方はファインダーに納まらず。で、水面の色は上のトラフトンボの絵と同じはずなんだけど、露光設定と現像の違いで同じに見えない。
 設定の変更が間に合わないことも多々あり、お山で撮ったキビタキに比べてここで撮ったキビタキの絵がねむたいのもそのせい。

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25/04/2026

今週末の虫とか(4/24・25)

 昨日は曇り、真面目にうちで用事をこなしていたけど、夕方近くに陽が差してきたんで、買い物ついでに裏山の池の様子見に。今日は晴れの予報だったけど、朝は曇り空。それでも午後には晴れるだろうとゆっくりめに出掛けた。
カキツバタ 数日見ない間に、裏山の池では白いカキツバタが咲いてる。
キビタキ 裏山の池ではキビタキが鳴きっぱなし。鳴き声が途絶えると近くで連続クリック音を発し、そこらで行水する。
ヒバリ 今日通りがかった農地上空ではヒバリが鳴きっぱなし。撮ろうにも遠すぎ高すぎでどんならん。で帰りがけに道端におったやつ。
ニホンカワトンボ ニホンカワトンボ。まだグレーになってない。
ホソミオツネントンボ
ホソミオツネントンボ ホソミオツネントンボ。繋がってるのが多いけどお昼ということで、交尾タイムには遅く、産卵ライムにはちょい早いタイミング。
ホソミイトトンボ
ホソミイトトンボ
ホソミイトトンボ 数カ所で見かけたホソミイトトンボ。分散して越冬してたのがパートナーを水際で探しているのか、♂がウロウロ飛び回ってて、休耕田に一時的にできた水溜りにもいた。一箇所だけは多数が集まってて、そこではめでたく繋がってるのも多く、複数が産卵してた。
フタスジサナエ
フタスジサナエ 羽化したてのフタスジサナエ。羽化殻もあったけど、ケツの方は水に浸かってる。
タベサナエ アマガエルにタベサナエが乗ってた。食われもせずカエルは寝てる。
タベサナエ タベサナエの♀も草むらにいたが、まだ羽化して日が浅いようで、眼が緑になってない。
トラフトンボ 裏山の池ではトラフトンボが飛びだしてた。時間も遅かったので今日はこのくらいにしといたろ。
ジャコウアゲハ 今日、通りがかった川の土手ではジャコウアゲハがやたらに飛んでた、土手にチャグチャグでもあるんか。特徴的な
♀も撮りたいけど、近くに来るのは通過するだけで、追いかけてまで撮る気もなく、近くの草にたかってた♂だけ。

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22/04/2026

穀雨の頃(4/16〜22)

 あいかわらず裏山とか近所の山麓とかの近場。
イカリソウ 鹿が食ったのか、近所の山麓では以前より数が減ってはいるが、なくなってはいないイカリソウ。
ヤマルリソウ こちらも、地形のちょっとした変化で、行ったあたりだとやっぱり少なくなったけど必ず見つかるヤマルリソウ。
山桜 遠くの山腹の山桜、あちこちにまだ満開の山桜はあるけど、近くからは他の木に遮られがち。
ヒガラ 近所の山麓ではオールシーズン準レギュラーなのがヒガラとコガラで、毎回いるわけじゃないけど、季節を問わずによく現れる。このヒガラ、Periparus aterもこの冬はここに来てなかったんで、やっと今年初見になる。
センダイムシクイ・エナガ ここんとこよく見るセンダイムシクイ、Phylloscopus occipitalis。エナガ、Aegithalos caudatusと混浴中。
センダイムシクイ 混浴を嫌ったわけじゃないんだろうけど、別の溜まりで行水するセンダイムシクイ。
キビタキ
キビタキ 18日にそろそろフタスジサナエが羽化してるかと見に行ったら、同じく羽化する辺りをキビタキ、Ficedula narcissinaが眺めていた。
キビタキ 今日の山麓には♀のキビタキも来てた。
マヒワ この冬見なかったのに、今頃になって現れたマヒワ、Spinus spinus。高いとこで逆光だったけど、記録。
ホオジロ 低山域から河川敷とどこにでもいつでもおるようだけど、この山麓ではあまり見かけないホオジロ、Emberiza cioides
クロジ 先日にやっと見かけたクロジ、Emberiza variabilis。まだいてはる。
クロジ
クロジ 先日に見たのは♂だけだったクロジ。今日は♀も見えるとこに出てきた。
桜餅 桜の季節も終わりなので、最後に桜餅。

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19/04/2026

今週のトンボと趙(4/13〜19)

 買い物ついでの裏山の池とか近所の山麓とかにいた蝶とトンボ。
クロイトトンボ
クロイトトンボ 月曜には青くなってるのを見かけたクロイトトンボ。土曜にも羽化したてのがおって、増加中。
アオモンイトトンボ
アオモンイトトンボ アオモンイトトンボも増加中。
アジアイトトンボ おかげで見つかりにくくなったアジアイトトンボ。
アジアイトトンボ 未熟な橙色の♀をとっ捕まえて交尾中。さてどっちか特徴的な部分がよく見えないけど、アジアイトトンボだろう。
ヨツボシトンボ 月曜には羽化したてでへろへろ飛んでるのを見かけたヨツボシトンボ。土曜にはかなりの数が飛び回ってる。
ヒメクロサナエ
ヒメクロサナエ 今日の山麓、お昼過ぎには川の方から、朝に羽化したヒメクロサナエが次々にへろへろ飛んできて、そこらの樹上や草の上に留まる。そして林内目指して飛んでいく。
ミヤマセセリ 先日に撮ったのは♀ばかりだったミヤマセセリ、もう旬はすぎたようだけど、たまたま見かけたのは♂だった。
ツバメシジミ
ツバメシジミ 以前は裏山の池の周りに大量にいたツバメシジミ。今週はあまり見かけないが、山麓にはやたらにいる。
ツマキチョウ ツマキチョウ。先っぽは黄色くないけど、なんぼか飛んでた中で、近くでゆっくりしたのがこれだけだった。
アカタテハ 谷沿いに橙色が動いたんでカメラを向けたらアカタテハだった。
クロコノマチョウ 裏山の池周辺の枯れ葉の上を歩いてると、突然に足許から飛び出して、数メートル離れて留まる。でもどこにおるかすぐにはわからん

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12/04/2026

ゆくトリくるトリ(4/11・12)

 久しぶりに近所の山麓。途中、夏の帰り際に缶ビールを買った酒屋がいつの間にか包丁屋になってた。
 平地より幾分寒いけど、オオルリ、コマドリ、ウグイスが鳴いててすっかり春模様。でもそれぞれ高すぎ、暗すぎ、遠すぎで撮ってない。
花筏
花筏
花筏 いわゆる「花筏」。ハルといえば花筏、そっちは「張る」か。誰かが撮ってると何だろという感じで外国人観光客がやって来て、気づいて撮ってて大人気のようだ。でもガイドブックとかには載ってないようで、人がいないと気づかずに皆、通過していく。
センダイムシクイ
センダイムシクイ 最もよく現れた夏モノはセンダイムシクイ、Phylloscopus occipitalis
オオルリ 砂防ダムの上で行水してたオオルリ、Cyanoptila cyanomelana。健全に上半身しか見えない。反対側からのモロ見えは毎年のように載せてるし、かえってこんなんもええか。
オオルリ オオルリの♀も来てた。こちらも健全に胸も隠れてる。お揃いってことは今年もこの上流で繁殖しはるのか。
キビタキ
キビタキ
キビタキ 鳴き声には気づかなかったけどキビタキ、Ficedula narcissinaももう来てはる。
シメ この冬どこにでもおったシメ、Coccothraustes coccothraustes、ここにもおるし。まだいる。
クロジ
クロジ この冬姿を見せてくれなんだクロジ、Emberiza variabilisだけど、ぼちぼちいなくなる今頃になって現れた。こんな色のもおったんなら、もうちょい小まめに来たのに。
クロジ 若いのもいた。♀は見つけられず。

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09/04/2026

春8(4/8・9)

 4月8日は快晴で気温も上がる、それに前日は風が強かった。と言うことはそこらの谷沿いをぶらぶらする条件が揃いすぎているわけだけど、変更が難しい用事があったり、他にも事情があって市街地に。その帰りの川沿い。今日は天気が崩れそうだし、近所に買い物に行っただけ。
ベニシダレザクラ 咲くのが遅い目の紅枝垂桜の満開は今週末かな。
ソメイヨシノ 先日に夜桜を眺めてた川沿いでは散り出してる。
柳と桜 柳と桜 柳は緑、花は紅、というにはちょっと色が薄い。
イカルチドリ 例年なら、川のあちこちを歩き回ってるイカルチドリだけど、今年はあまり見ない。
ツグミ 今期はそこらを走り回ってるのをあまり見なかったツグミ。
ノビタキ ノビタキ ノビタキ ノビタキ 河原の枯れ薄の間のノビタキ。上に飛んでくれりゃ桜のピンクが背景にできるのに、そうもいかん。

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06/04/2026

春7(4/5・6)

 あいかわらず、特に出かけず天気がいいとお昼に裏山の池。
ミツガシワ 岸辺にもショボく咲いてるけど、ミツガシワの群落が白くなってきてる。
ミソサザイ
ミソサザイ とっくに繁殖地に行ってると思ってたけど、まだミソサザイがウロウロしてた。
ホソミイトトンボ 越冬してんだろうけどホソミイトトンボが水辺に出てきてる。この池ではあんまり見ない。
桜
桜 アジアイトトンボ。アオモンイトトンボが出てくると見つけにくくなるんで、目立つ間に撮っとく。今日は橙色のもいた。
シオヤトンボ シオヤトンボがグレてきてる。
ミヤマセセリ
ミヤマセセリ
ミヤマセセリ ミヤマセセリらしきのがヒラヒラ飛んでたけど、止まったら天狗だったり、なかなか止まらんかったり、止まったので近くに行ってもどこにおるかわからんかったり。そういや今まで撮ったのって地べたや落枝におったのばっかりだった。
 トリやトンボなら何とか撮ろうと思うがチョウチョだとストレスがたまる、というのは腸が好きじゃない、あまり撮る気にならん、というよりも知識がないからで、何とかしようにもどうしようもないからか。
 なんでヤンぺと思って帰りかけたら鹿避けネットに止まってるのがおったし、葉っぱや岩に止まってるのもおる。やっぱり趙は出会い頭に撮るだけでいい。
クロコノマチョウ ちょい大きめのもナンボか飛んでた。やっぱり止まってるとわからんけど、すぐに止まるし、デカい分、見つけられる。クロコノマチョウだった。

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04/04/2026

春6(4/3・4)

 昨日は、お昼に出た際に裏山の池。今日は、午後から雨だそうなんでその前に通った近所の川。
ヨシガモ ここんとこ見なかったので、繁殖地に旅立ったと思ってたヨシガモがまだいた。♂だけ2羽。なかなか立たないんで、♀は愛想をつかしたのだろうか。
キンクロハジロ キンクロハジロもまだいた。絶滅危惧種になったそうなんで、危惧して撮った。
ノビタキ ノビタキ ノビタキ ノビタキが来てた。
桜 アジアイトトンボ。橙色のは見かけなかった。
キムネクマバチ 山沿いの路上ではキムネクマバチがホバリングし始めてる。
ハナダカマガリモンハナアブ 以前に、この池ではフツーにおるが、他じゃあんまり見かけないと教えてもらったハナダカマガリモンハナアブというややこしい名前のアブだろうか。教えてもらった時はカキツバタにいたが、ミツガシワによく来るらしい。
ハナダカマガリモンハナアブ ハナダカマガリモンハナアブ ハナダカマガリモンハナアブ 別に飛んでるとこを撮ろうとしたわけではなく、やたら小さいので止まってるとどこにおるかわからず、飛んでないと気づかないだけなんだが。
山椒 うちの山椒が食べ頃になってきた。
田楽 なので、とりあえず豆腐と季節外れのナスの田楽に載せてみた。

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02/04/2026

春5(4/1・2)

 近所の川沿いの桜とか。
夜桜 夜桜 夜桜 夜桜。
紅枝垂桜 今日はお昼から出たけど、夜桜の別の支流の咲くのが遅い紅枝垂桜も咲き出してる。
桜 その上流のソメイヨシノは満開。
桜 帰りがけに見かけた裏山のコブシ。
ツバメ そもそも今日は桜に雀でもおらんかと出かけたんだけど、上流に行く途中の水たまりでツバメが巣材を集めてたんで眺めてた。
ツバメ ツバメ ツバメ ツバメ 上流から、やっぱり雀を探してた知人が現れ、上流にもおらんと聞き、そのまま対岸の桜を背景にツバメを撮ってみようかと思うものの、あんまり桜を背景に飛んでくれんし、諦めて帰った。
鰆のタタキ 夜桜見物の際に寄ったスーパーで、売れ残って半額になってた「鰆のタタキ」。
ナスとピーマンの肉詰め 相変わらず季節外れのナス田楽。ピーマンの肉詰めを作ったら中身が少し余ったので、ナスの中身を抉って、刻んだものと混ぜて焼いてみた。あんかけ焼きそばを作った際に残ったうずら卵の水煮を半分に切って載せてみた。

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01/04/2026

翼と翅について

 2020年以来、唯一の例外として早朝にどこも開いていない時に牛丼屋に行ったことがあるだけで、店での外食をしていない。テイクアウトで屋外で食べることはあったけど。けれども先月末、安いという理由で久々に店舗での外食をしたのだけど、その壁に絵のコピーをトリミングした額が飾られていた。
アモルとプシュケ
 羽根の生えた幼児が描かれていたのだが、一方は鳥の翼であり、一方は昆虫、それも鱗翅目の翅である。つまりこの2人は門レベルで違っている。調べてみたら、鳥の翼の方はクピードーいわゆるキューピッドであり、昆虫の翅の方は、これでも人間らしい。
妖精と天使
← 『Lily Fairy』,ルイス・リカルド・ファレーロ
『受胎告知』部分 フラ・アンジェリコ →
 昆虫式の翅を持つ人型の存在としては、上の絵の左側の「妖精」が知られている。妖精はかなり小さいので、空気を流体として飛ぶだけでなく、粘性も利用して飛ぶんだろうか。さて、昆虫の翅は発生的には脚や触覚と共通しているらしい。つまり、阿修羅などの六臂のうち2対と共通の起源を持ち、ある時期から、一方は腕として、一方は翅として、機能が別れ形態も違ってきたものということになる。
 クピードーとよく混同される存在に、上の絵の右側の天使がある。天使を画像検索してみると風切羽が描かれていたりで、こちらも鳥の翼と似たようなものらしい。つまり、同じように背中に「羽根」がある妖精とクピードーや天使だけど、それは収斂進化の結果であって、妖精はクピードーや天使とは門レベルで違い、むしろ阿修羅と近縁ということができる。
 画像検索をした結果、天使の翼はどのような構造になってるんだろうかが気になった。飛行時と着地時で尺骨と指骨の間、つまり人間の手でいえば「手首」はよく動いている。でも人間の手でいえば「二の腕」、鶏肉では「手羽元」と言われる上腕部の構造がよくわからないし、それどころかないように見える絵もある。鳥のようにたたまれることもない。確かにこの部分は鳥でもわかりにくい部分で、飛んでる際は先の部分と灘らかに繋がり、翼を畳めば隠れてしまい、胴体側は羽毛に隠れている。
聖母子と天使、ニケ
← 『聖母子と智天使』アンドレア・マンテーニャ
サモトラケのニケ →
 その謎を解くヒントを与えてくれたのがエライ天使である。エライ天使の「熾天使」や「智天使」は、胴体が炎だの翼が3対だの頭が4つだの目だらけだの諸説があったらしいけど、結局、上の絵の左側のように胴体がないということになったらしい。ゆっくりさんみたいなのだ。そして翼がある。つまり頭部に羽根が生えていることになる。といっても、東映の名作「デビルマン」で名演技を見せてくれた鳥の被り物をした姉ちゃんみたいな、頭の上から生えてるんじゃなくて、首の方に生えてるようだ。
 「聖なるかな」と唱えながら飛び回るらしいので、翼と首は必要になるが「胴体なんて飾りです。偉い人にはそれが分からないのですよ」ということらしい。
 そう思って、改めて見てみると上腕部がわかる天使の翼は、概ね肩より上から生えている。最もわかりやすいのは天使ではないが、同じく地中海周辺に先行して生息していたギリシヤのニケさんだ。
 つまり、天使の翼は肩より上の首から生えており、胴体がある場合、上腕部は首から背中に沿って首や胴体と一体となっているため、天使の翼が拡げても畳んでも背中の一定の位置から生えているように見えたり、上腕部がないように描かれるということになるんだろう。
コミミズク
 頭と翼という鳥は見たことがある。コミミズクというフクロウ目の鳥である。天使が羽音を立てるというのは聞かないし、天使の翼はフクロウ目に似てるんだろう。
ガブリヨリ
 ということで、大天使のガブリヨリの絵である。
 左のかいなを返して相手の右上手を切り、右上手を引きつけてのガブリヨリである。対戦相手と観客は他所からパクってきたけど有名すぎるし元ネタは書かない。その昔、なぜか「天使の街」の住人に気に入られたガブリヨリであるが、以上のような考証を経てやっとこさ視覚化できたのである。

 

天狗 さて、他に背中に翼がある人型存在としては天狗がいる。天狗の翼も天使同様に肩の高さから生えている。しかし生えているのはかなり外側である。胴体がなくなることがないので首の位置から生える必要はないし、さらに腕の外側に鳥のように完全にたたむこともできる。
 これまで、夏に鯉の洗いに青菜を食ったり、千両みかんの代わりに千両ナスを食ったり、落語に出てくる食べ物を食べることがあった。ちりとてちんは嫌だが、食べたくなったのが「天すき」、つまり天狗のすき焼きである。落語では天狗を捕まえるために鞍馬に行くのだけど、未だ見たことないし、行っても捕まえるのは無理そうだ。ところが金沢には天狗の肉を売っているらしい。敦賀で電車が分断されて行きにくくなったけど、機会をみて作ろうと思う。

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