今年はほとんどトリを撮ってない。冬はオヤスミのトンボよりも撮った種は少ない。暑かったり寒かったりだと出かけない。感染症が収まったワケじゃないのに、収まったことにされたようで、交通機関が混むようになり、出かけない。たまに出かけても、見るだけで撮らないことも多いとか、いろんな理由で。

1・2月はは時々近所で水鳥だのツグミの類など。たまに出かけた田んぼにはノスリがいたけど、電柱のノスリは2本分近づいたら逃げるんで撮らんかった。でも湖畔林の向こうに何ぞおるかと覗いたら、茂みに隠れてたノスリと目が合った。

3・4月は夏鳥もやてくるんで、近くの山麓や林道に行ったりもしたけど、毎年おなじみの面々。花見がてら近所の河原を歩いていたらニュウナイスズメの声がする。桜にニュウナイスズメは春の定番だけど花が落ちてないんで、何じゃらほいと見てみたら花を咥えず、花に来た虫を食ってた。

5・6月はトリの繁殖シーズンで、お邪魔しちゃ悪いというのもあるけど、近場でトンボを見る方が楽なんで、そっちが多くなる。トンボを見に行く池には、この時期たまにチュウサギとアマサギという夏の鷺が団体さんで来ることがあって、今年も遭遇した。

7・8月はとにかく暑く外に出かけたくない。でも用事や買い物で出かけざるをえないので、そのついでとなると市街地や公園になる。それで公園で巣立ちしたアオバズクがまだ営巣木近くにいるというので見てきた。休憩所の入り口を出た所から見えたのだけど、中でかき氷でも食べながら見えないかと思ったが無理だった。

9・10月には、鷹の渡りも見に行ったけれど、曇るとシルエットだし遠いしで、撮らずに眺めていることが多かったし、むしろ近くの池に来てたトンボの飛翔を撮ってた。一方、休耕田にトンボを見に行っても天気がモヒトツだと発見しずらいが、ノビタキは飛び回っていた。ススキに留まってるのは近づく前に逃げるけど、こっちがススキに隠れる形になると近寄って来る。

今年は冬の気候になるのが遅かった。山地にも雪が降るのが遅く冬鳥も平地になかなか来てくれない。そんな中でイスカが久々に大量飛来らしいので見に行った。確かに数はいるのだけど、高いとこで松ぼっくりを囓っているので、曇るとシルエットだし、葉の蔭でまともに見えんわで、撮っても絵にはならん。
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