水枯れ対策





雨でトリもトンボも撮れんので、ねこを見てきた。
こまねこ。阿形の方は子猫を連れとる。天保3年の猫らしい。
張り子の猫。
こまねこの顔ハメ、ハメ撮りしてる人はおらなんだ。
近所の菓子屋のウィンドウ。
猫まんじゅう。
どら焼き。
ちなみに、以前に行った山形県高畠町の「猫の宮」には、台座に載ったこまねこはおらずに、本殿の柱上部に阿形と吽形の猫がおった。
こまいぬは多いがこまねこはほとんどおらん。番犬はおっても番猫はおらんからか。
飼育されてるナガレタゴガエル。
日本にいるカエルさんは42種(47亜種)だそうだ。そのうち外来種が1種増えるかもしれないけど、まだ定着とはみなされていないようだ。そのうち、南西諸島や対馬や佐渡など離島を除けば、16種しかいない。そしてまだお目にかかっていないのは2種だった。そのうちの1種がこのナガレタゴガエル。野良ガエルじゃないけど。残り1種は近所にゃいない。
だんじりとまとい。
先日に見ただんじり祭り。なぜか、だんじりと一緒に「まとい」が行列してる。「さて、だんじりに、火消ーしは……」というダジャレなんだろうか。
近所の山麓に行く途中にある信号。
近所の山麓に行く際、途中に縦型の信号がある。縦型の信号自体は珍しいものではない。積雪地域では普通に見かけるし、半田市では山車を通すために縦型になってるという信号も見た。
ところが、この信号は横型の信号が並ぶ通道路に、唐突に1基だけ縦になってる。理由がわからん。
この夏、特に出かけていないんで、日帰りで温泉に行ってきた。
18切符利用で普通電車を乗り換えて行ったのだが、最初は8輌編成、次は4輌編成、そして2輌編成と乗り換える度に半分になっていく。でも次は1輌にはならず、2輌のままだった。
目的地までのディーゼル車は、何とセンプーキとハダカ電球だった。ちゃんと冷房もついてたんでセンプーキは回ってなかったけど、今時、裸電球の車輌が走ってるとは。
以前に、このあたりに来た時は、皿そば食って、途中の川にいた外来種というか放し飼いのトリを初めて見るんで、しばらく見てたけど、もう今日はいいか。
途中で、電車の窓からも見えたし。走ってる電車から撮ったんでロクな絵じゃないけど。
到着した温泉街。
駅前の温泉。
雪の多いとこじゃよく見る道路中央に設けられた融雪設備。やっぱり温泉の湯を利用してるんだろうな。
路上にレースの飾りが付いたパンツが落ちてた、さすがは温泉街ならではの野良衣類である。
数年前、トンボ採りに付いてったことがある。トンボ採り歴40年というベテランに混ざって、撮ることはあるけど採ったことないのに連れてもらった。
その帰り、トイレといわしの缶詰を買いに寄ったとこの向かいに、鉄道車輌がいろいろ置いてあって加悦SL広場という看板があった。
この鉄道車輌、さらにさかのぼれば、そことは別の場所、以前の加悦鉄道の加悦駅跡地に置いてあって、その頃に行ったことがある。1996年に現在地に移転したらしいんで、もう随分と昔のことである。
一部の車輌は中にも入れて,客車の中で撮ったり、貨物列車の車掌車のストーブとかも撮ってた。
そこに置いてあったのが、DB201という小型のディーゼル機関車。戦後まもなくの時期、大阪にあった森製作所という産業機械メーカーが、老朽化した小型の蒸気機関車の下回りに、ディーゼルエンジンと運転室等を載せて作った機関車が、各地の中小私鉄で導入された。この手の機関車は寸づまりの格好から「森ブタ」と呼ばれたそうな。
当時、この機関車の模型のキットが発売されていて、購入したこともあって、けっこう写真を撮っている。ここに行く途中の山中で撮る予定だった写真が撮れずじまいだったことを覚えているんで、フィルムも余っていたんだろう。
ところが、なまじ実物のデータが多いと、あれが違う、これが違う、夢が違う、ほくろが違うと、やたら、キットのままじゃなくて、ここは加工しにゃあ、と思ってしまうわけで、製作が中断して幾年ということになってしまった。
昨年になって、ほっといてもしゃーないと、大きく違うとこは加工するけど、省略してある細かいとこは気にしないと、やっと再開。
実質数時間だけども、20年ちかくかかって作ることもある。
昨年の4月、琵琶湖に花見に行った時に撮った写真で、おばちゃんが獲ったフナを洗っている。
このフナを食ったわけではないが、先日に食べた鮒鮓も、同じようにこの頃から作り始められていたのだろう。
前エントリーでは、「江戸ずし」というか「早ずし」に挑発的なタイトルを付けたけれど、実は「早ずし」は嫌いではない。むしろ好きだ。ファースト・フードである「早ずし」の伝統を、現在、最も引き継いでいるのは「回転ずし」であろうけど、わりと食べに行く。
中華料理、といっても一様ではないが、北京の大衆食堂で麵条料理を注文する際に、削って作った麵か、引っ張って作った麵か、ジェスチャーで聞かれたことがある。この引っ張って作った麵を「拉麺」というらしい。そして、北京には、中国各地の「拉麺」だけではなく、日式料理を食わせる店もあって、食わんかったけど、日本式の「拉麺」も置いてあった。その日式の「拉麺」、つまりは日本の中華そばから、チキンラーメンとかインスタントラーメンが生まれ、さらにはカップヌードルとかカップ麵が考案されたわけである。
そして、インスタントラーメンは時々は食べるし、カップ麵も食べる。それぞれ製造には手間もかかっているだろうし、カップ麵だって、けっこういいお値段のものもある。カップラーメンはニセモノで中国の拉麺がホンモノという気はない。それぞれに意義はあるし、シチュエーションによってはうまいとも思う。
同じように、本来のなれ鮓だけがホンモノという気はない。冷凍、冷蔵技術の発達した今日、「早ずし」もバラエティ豊かだし、うまいのも多いし、いくらすぐに作れるといっても。なれ鮓とはまた違う手間もかかってるだろうし、かなりいいお値段がするのも納得できる。そして、好きな食べ物のひとつでもある。ちびるほどうまいという東京駅地下のすし屋も行ってみたい。
ただ、カップ麵は「拉麺」を代表するものではない。時として「早ずし」が日本料理の代表みたいなことや、カリフォルニアロールのような外国で考案された「すし」をバカにしたようなことなどを書いているのを目にする。そうすると、そら違うんちゃうか、と思うのだ。
好きなすし、というか食べに行きたいすし、というとあげないといけないのはスシ24だ。トワイライト・エクスプレスの食堂車はスシ24という。車体の横っ腹に書いてある。
この食堂には、「ダイナー・プレヤデス(Diner Pleiades)」というたいそうな名前が付いている。
なお、上野発の夜行列車「北斗星」の食堂車もスシ24で、こっちは「グランシャリオ(Grand Chariot)」という名前がついている。
以前に、トワイライト・エクスプレスのスシ24で晩ご飯を食べた時のメニューが出てきた。ちなみに予約制で、乗車券や寝台券と一緒に「みどりの窓口」で予約する。一緒に写っている切符がそう。
なので、選ぶためのメニューではなく、その日のコースの内容が書いてある。
かつては特急列車には必ず食堂車がついていた。戦後の1949年に復活した東海道本線の特急列車は、翌1950年には「つばめと改称した。食堂車もマシになった。いわゆるブルートレインが走り出した1950年代末、食堂車はナシになったが、1960代末には食堂車がなしという特急も走り出してる。そして、JRになってからは食堂車のある列車の方が珍しいわけで、このスシ24もこの3月には列車ごとなくなってしまうらしい。
それまでに北海道に行く予定もないし、あっても切符が取れないだろうし、結局、もうスシに食べに行くことはなさそうである。
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