大魔神の身長は
さて、この夏、探し物をしていて、放置していた食玩の大魔神の小さなフィギュアを発掘した。緑灰色のプラスティックで成形されただけのもんだ。暑くて出かける気も起きない時期だったんでリペイントしてみた。
そして、ここんとこ寒くて出かける気も起きないし、大魔神子でこのフィギュアのことを思い出し「お立ち台」を作ろうとした。
そのためにゃ、このフィギュアのスケールはと、大魔神の身長を調べてみたら、15尺とのこと、4.5メートルちょいらしい。
意外と低い。横浜のガンダムの1/4だ。普通に道路を歩ける高さだ。通過の高さ制限のない陸橋はくぐれるし、路上に張り出した信号や標識にもひっかからないし、踏切を通っても感電しない。架線にひっかからないんで、電力供給の心配をせずに無人走ルンです爆弾で攻撃も可能だ。
ところが、大魔神のポスターを見たら、そんなもんじゃなくて、もっとでかそうだ。ちなみに「大魔神怒る」に出てた本郷功次郎は、その5年前に同じ大映で釈迦を演じている。その映画では、シッダ太子の頃は人並みの身長だけれど、仏陀となってからは、影や遠景のシルエットでしか出てこず、身長がわからなくなっていた。
仏像のスタンダードが16尺つまり4.8メートルちょいだけど、大仏というのがあってもっとでかい、奈良の大仏が立ち上がれば30メートルくらいになる。つまり魔神像は16尺よりちょい小さめだけど、大魔神は大仏よりちょい小さい。大仏にいろんな大きさがあるように大魔神もフリーサイズだろうと解釈することにした。そう考えれば「お立ち台」も適当なスケールでいいわけである。
まず、アクセサリーが豊富なNゲージサイズ、1/150前後がどうか。
大きさの感じとしてはいいんだけど、アクセサリーが豊富といっても鉄道模型用なんで、小道具類は大魔神にはあわなさそうだし、人形の加工も厳しい。
HOゲージサイズではと、とりあえず人形を配置してみたけど、やはり鉄道模型用だし、小物類のラインナップが豊富なのはドイツやオーストリア製が多いんで。大変そう。そして、最終的に落ち着いたのが1/72。プラモデルによくあるスケールである。その場合、この大魔神の身長は5.5メートルということになる。
このシーンでは、真ん中で磔になって人が身長177センチらしいので、その比較から大魔神が5.5メートルくらいでちょうどいい。そして何より決め手になったのが、衝動買いしたけど放置していたプラモデルが日の目を見るから。
ウクライナ製の足軽のプラモデルである。このパッケージの陣笠には丸が3つの「三ツ星紋」が描かれているが、大魔神を観直してみたら、やられる方の家老、遠藤辰雄の陣羽織の背中にも描いてあった。
ただし、このプラモデル、金型の隙間にはみ出たプラスティックが盛大に付いていて、鯛焼きならいいんだけど、作るには除去せにゃならんので、手間取りそう。


こっちがC60。製品のパーツそのままで、取り付け方法を変更したもの。
こっちがC61。形が違うんで、こっちはKATOのC62用のパーツを使った。




約100年前の五月人形なのだが、特に壊れてはいない。でも矢羽根がボロボロになっていたので、交換。
でも、たぶん気付かれないまま終わりそう。
ついでに、兵隊だけでは寂しいので、後部に自動車修理工も乗せてみた。

一部の車輌は中にも入れて,客車の中で撮ったり、貨物列車の車掌車のストーブとかも撮ってた。

当時、この機関車の模型のキットが発売されていて、購入したこともあって、けっこう写真を撮っている。ここに行く途中の山中で撮る予定だった写真が撮れずじまいだったことを覚えているんで、フィルムも余っていたんだろう。
実質数時間だけども、20年ちかくかかって作ることもある。
やっかいなのは、止めてあった糸。右端の盥のように、各道具は糸で台に括ってあったのだろうけど、元の配置がわからん。

その路面電車の車輌が花巻駅近くに保存されている。見ての通り、やたら幅が狭く、背が高いので、馬面電車と言われていた。
塗装前の状態。さすがに薄板では雰囲気の出ない部分は角線に換えたり、屋根上の水切りの追加とかしている。
最大の変更点は動力。といっても、どこをどう変えたか、この記事じゃわからんけど。
保存車と色が違うけど、元々は下半分は赤茶色だったようだ。保存車を撮ったのはかなり以前で、今は保存車も塗り替えられているらしい。
押し入れの奥から出てきた。
どうも、うさぎの方が性格が悪そうな顔をしとる。
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